やあ、いちもくだよ。
僕は普段営業の仕事をしているんだけど、取引先に1人、見ていて痛々しいくらいに知ったかぶりをする人がいるんだ。
それともう1人、僕と同じ会社で働いている後輩にも、知ったかぶりで損してる奴がいるんだよね。
仕事で知ったかぶりしても、何にもいいことないと思うんだけどな。
知ったかぶりは、信頼されない気がする
相手の会社の事をいかにも知っているように話をしたり、自分の会社の商品の事を知ったかぶりして話をしているのは、聞いている相手はすぐ分かると思うんだ。
「こいつ、何もわかってないじゃないか」
なんて思われて、それ以上相談されることはなくなる気がするよ。
分かったふりして喋る人の言葉って、薄っぺらいんだよね。
言動に一貫性もないから、少し突っ込んだ質問をすると、もう目も当てられない程しどろもどろな回答になってることもあるしね。
そんなことを続けてたら、誰からも信用されなくなる気がするんだ。
知ったかぶりは、新しい情報が入ってこない気がする
知らないことは、知らないと言ってもいいんじゃないかな。
僕は忘れっぽいし、頭もそれほど良くないから、
「今おっしゃった『トレーザビリティ』って、どんな意味なんですか?
とか
「今困ってることって、何なんですか?」
なんて感じで、会話の中で分からない事があったら、その場で質問することが多いんだ。
大抵、聞いたら教えてもらえるよ。
ごくまれに、喋った本人も使っていた言葉の意味が分かってなかったという事があったけどね。
僕は思うんだけど、知らない事というのは、自分にとっては新しい事なんじゃないかな。
知ってることばかりの中で生きてるということは、全然成長していないということなのかもしれないよ。
知ったかぶりは、恥をかいている事に気づいてない気がする
知ったかぶりをしながら会話しているのを、横で聞いている人がいるとするよね。
横で聞いてる人は、内心馬鹿にしながら聞いてる場合だってあるんじゃないかな。
知ったかぶりで話す人は、偉そうに上から目線で話をする場合があるからね。
それに、話している知識に関して、根拠がないこともあるんだよね。
専門用語や横文字ばかりを使って会話する人もいるけれど、それが頭がいい会話術だと勘違いしてるのであれば、大きな勘違いだと思うよ。
聞いてて、痛々しいんだよね。
ガラスのように壊れやすいプライドを傷つけられないように、無理して背伸びしてるのがヒシヒシと伝わってくるんだ。
知ったかぶりをする前に、周りの人達はそんなにバカじゃないということを知っておく必要があると思うよ。
じゃ、またね。



