やあ、いちもくだよ。
僕は長年、腕時計はオメガのスピードマスターを愛用しているんだ。
機械式の腕時計だから、3年~5年に一度はオーバーホールしておきたいもの。
今回2回目のオーバーホールに出すことにしたんだけど、仕上がるまで1か月くらいかかると言われちゃったんだよね。
仕方ないから、その間着けるための腕時計を探していたところ、セイコーの逆輸入「SND367PC」を見つけたんだ。
スピードマスターに見劣りしないデザインなのに、値段はなんと1万円以下。
あまり期待せずに買ってみたんだけど、いい意味で予想を完全に裏切る高級感と正確さを兼ね備えた腕時計だったんだ。
キズや水濡れを気にせず、いろんなシーンで使える最高のクロノグラフだったよ。
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SEIKO セイコー 逆輸入腕時計「SND367PC」スペック
型番 | SND367PC |
ムーブメント | クオーツ式 日本製ムーブメント |
文字盤カラー | ブラック |
バンドカラー | シルバー |
ケースサイズ | 縦約46㎜×横約38㎜×厚み葯10㎜ |
文字盤サイズ | 直径約31㎜ |
腕周り | 約20㎝ |
ベルト幅 | 17.5㎜~20㎜ |
重量 | 約102g |
防水 | 日常生活強化防水 10気圧=100m防水 |
機能 | ストップウォッチ、日付カレンダー、60分計 |
使ってみて感じた、SEIKO セイコー 逆輸入腕時計「SND367PC」の魅力
スピードマスターと同等の高級感
僕が普段愛用している腕時計は、オメガ スピードマスター オートマチックデイト Ref.3513.50。
2007年に生産終了となったモデルだけど、今も根強い人気なんだ。
2004年に放送されたフジテレビ系ドラマ「エンジン」で、主演の木村拓哉さんが着けていたモデルなんだよね。
ブラックの文字盤と、鏡面仕上げのタキメータースケールが、精悍な印象を与えてくれるんだ。
そちてこちらが、SEIKOのSND367PC。
パッと見たところ、スピードマスターにそっくりだよね。
よく見ると細かいところに違いはあるけれど、言われなければ分からないという程度。
機械式腕時計の場合、数年に1回は10万円近い費用がかかるオーバーホールが必要なんだ。
でも、SND367PCは日本製クオーツ式。
だからオーバーホールの必要はないんだ。
しかも10気圧防水だから、日常生活でキズが付いたり水に濡れたりしても気にせず、ガシガシ使えるのが魅力的なんだよね。
万が一壊れても簡単に買い替えられる価格になっているから、普段使いにピッタリだよ。
大きすぎないサイズ感

僕の手首のサイズは、17cm。
SND367PCは、手首サイズが20㎝まで対応しているんだ。
ケースのサイズは約38㎜。

ベルト幅は約20㎜だよ。

重さは約102g。
長時間着けていても、負担に感じない大きさと軽さなんだよね。
大きすぎず、やや小ぶりなサイズ感だから、逆に腕時計に大きさや存在感を求める人には物足りなく感じちゃうかもしれないね。
留め金は、三つ折のダブルロック。


スピードマスターに比べると、どうしてもチープな印象を受けてしまうんだけど、気になる場合は革ベルトに交換するのがおすすめだよ。
正確なムーブメント

文字盤はブラック。
クロノグラフだから、一般的な腕時計の秒針はストップウォッチ専用で、普段は止まったままなんだ。
9時位置のスモセコが秒針になるよ。
ほかにも、60分計や日付カレンダーも搭載されているんだ。
ムーブメントは、信頼のおける日本製ムーブメント。
使い始めて3週間ほど経つけれど、正確に時間を刻んでくれているよ。
自動巻きだと1日に数秒はズレてしまうけれど、SND367PCはクオーツ式。
年に数秒程度しかズレることはないだろうね。
オメガにもクオーツ式の腕時計はあるけれど、正確さではSEIKOの方が断然上。
さすがは、クオーツ時計を初めて量産したSEIKOだね。
時計としての実用性はバッチリだよ。
逆輸入モデルだから手の届きやすい価格
SND367PCは、海外で販売されることを目的につくられた腕時計なんだ。
腕時計の部品は日本でつくられているんだけど、組み立てと箱詰めは主に中国で行われていて、そのまま海外市場で販売されているんだよね。
だから品質の良い品が、手の届きやすい価格で購入できるんだ。
注意したいのは、販売価格は為替変動の影響を受けてしまうということ。
円高になれば安く購入できるけれど、円安になると高くってしまうんだよね。
水がかかっても大丈夫
SND367PCには、防水機能があるんだ。
10気圧防水だから、普段の生活でちょっとくらい水がかかっても大丈夫。
最近は感染症予防のため、手を洗う機会が増えたんだけど、腕時計に水がかかるのを気にせず洗えるのが嬉しいね。
使ってみて感じた、SEIKO セイコー 逆輸入腕時計「SND367PC」の気になる点
カレンダーは毎月調整する必要がある
SND367PCには日付カレンダーが付いているんだ。
1日から31日まで表示されるようになっているから、毎月1日に調整しておく必要があるよ。
調整方法はとっても簡単。
リューズを1段引き出して回転させるだけなんだ。
ブレスの質感が安っぽい

普段使っているスピードマスターと比べてしまうと、どうしてもブレスの質感が気になってしまうんだ。
特に気になるのが、留め金。
三つ折のダブルロックになっているんだけど、パチンと留める際の音が軽いんだよね。

ほかにも、ブレスを振った際の音もチープな印象。
金属というよりも、プラスチックに近い軽く乾いた音がするんだ。
気になる人は、革ベルトに交換して使うのがおすすめだよ。
さいごに
SEIKOのSND367PCは、オメガ スピードマスターに見劣りしない高級感が魅力の腕時計なんだ。
細かな部分で気になることはあるけれど、言われなければ分からない程度。
この時計であれば、ビジネスシーンで身に着けていても全く恥ずかしくないと思うよ。
さすがは、クオーツ時計を初めて量産したSEIKO製。
時計としての実用性はバッチリだよ。
じゃ、またね。



