やあ、いちもくだよ。
先日、新宿で仕事をする機会があったから、新宿十二社熊野神社に立ち寄ってきたんだ。
なでしこJAPANがFIFA女子ワールドカップで優勝する前に、必勝祈願に訪れたことで有名な神社だよ。
新宿のど真ん中にあるんだけど、参拝するだけで気分が晴れやかになる、素敵なパワースポットなんだ。
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新宿十二社熊野神社
新宿十二社熊野神社は、東京都新宿区にある神社なんだ。
新宿の総鎮守として有名な神社だよ。
熊野神社の神紋は、左三つ巴と八咫烏(やたがらす)。
商売繁盛や厄払い、家内安全のご利益があると言われているんだ。
アクセス
東京都庁からすぐ近くの、新宿中央公園の北西に神社はあるよ。
新宿中央公園の案内図。
正面から入る場合は、道路から坂を登るんだ。
坂を登ると、石づくりの大きな鳥居が見えてくるよ。
新宿十二社熊野神社の見どころ
十二社の碑
境内には、「十二社の碑」という新宿区指定史跡があるんだ。
これは、十二社の池が、池や滝を擁した江戸西郊の景勝地であることを記したものなんだ。
嘉永4年(1851年)に建てられた記念碑だよ。
七人役者図絵馬
拝殿には「七人役者図絵馬」という新宿区指定有形文化財があるんだ。
安永2年(1773年)4月に、若手歌舞伎役者の吾妻富五郎と大谷谷次が奉納した大絵馬で、拝殿内に掲げられているよ。
式三番奉納額
江戸三座のうち、市村座の式三番の模様を描いた奉納額なんだ。
宝暦14年(1764年)と弘化4年(1847年)につくられた2種類があるよ。
水鉢
文政3年(1820年)に奉納された水鉢だよ。
狂歌師の大田南畝の書による銘文があるんだ。
新宿十二社熊野神社のご利益
龍脈が流れるパワースポット
風水では、地中を流れる気のルートのことを、龍脈と呼ぶんだ。
大地の気は、山の尾根伝いに流れると考えられていて、その流れが龍の姿に似ているから「龍脈」と呼ばれているよ。
この龍脈の気が噴き出すポイントを「龍穴」と呼ぶんだけど、龍穴に住むとその家は栄えると考えられているんだ。
新宿十二社熊野神社は、富士山から皇居へと流れる龍脈のライン上にあるから、強いエネルギーがある土地だと考えられているよ。
導きの神・八咫烏(やたがらす)
八咫烏は、太陽の化身と言われている3本足のカラスなんだ。
3本の足は、それぞれ天・地・人を表しているよ。
日本神話では、八咫烏が神武天皇を熊野国から大和国へ道案内したとされているんだ。
この八咫烏、Jリーグのシンボルマークにもなっているんだよね。
なでしこジャパンは、FIFA女子ワールドカップで優勝した際、日本を出発する前に新宿十二社熊野神社に参拝に訪れているよ。
その時、八咫烏の姿をしたお守りを購入したと言われているんだ。
ワールドカップで見事優勝を果たしたのも、新宿十二社熊野神社のご利益があったからなのかもしれないね。
新宿十二社熊野神社では、「やたがらす守」が売られているんだ。
神社の正面入り口から鳥居をくぐると、右手に社務所があるよ。
ここでやたがらす守が売られているんだ。
袋に入った状態のやたがらす守。
袋の裏面には、参拝の作法が書かれているよ。
これがやたがらす守。
裏面には、八咫烏の簡単な説明が書かれているんだ。
ストラップの紐は若干太目だから、スマホに取り付けるのは難しいかもしれないね。
僕は、いつも持ち歩くカバンに取り付けてみたよ。
なでしこJAPANのメンバーは、神社を参拝した際、このやたがらす守を皆で購入して、試合に臨んだんだ。
導きの神である八咫烏は、勝負運のご利益があるとされているよ。
神社を建立したのは室町時代のお金持ち
新宿十二社熊野神社は、室町時代に建立された神社なんだ。
建てたのは、中野長者と呼ばれた、紀州出身の商人・鈴木九郎という人物。
鈴木氏は、最初に故郷の紀州にある熊野三山の若一王子を祀る神社を建立したんだ。
すると商売がどんどん成功し始めたから、熊野三山に祀られている神様・十二所権現を全て祀るようになったんだ。
現在も、熊野神社前の通りが「十二社通り」と呼ばれているのは、このことに由来しているよ。
新宿十二社熊野神社が建立された由縁から、金運アップや商売繁盛の御利益があるとされているんだ。
さいごに
新宿のど真ん中にある新宿十二社熊野神社。
神社に隣接している新宿中央公園も、緑が多くて都会の癒しスポットになっているんだ。
すぐ近くには東京都庁があるから、新宿観光のルートに組み込んでみるのもいいかもしれないね。
龍脈が流れるパワースポットだから、勝負運や金運のご利益を求めて参拝する人達も多いよ。
ここぞという勝負の前に、訪れて絶対に損はないスポットだね。
じゃ、またね。