やあ、いちもくだよ。
兵庫県西宮市に、日本の三大厄神と1つとされる門戸厄神東光寺があるんだ。
あらゆる災厄を打ち払うとされる厄神明王が祀られていて、全国から多くの人が厄払いに訪れるお寺だよ。
そんな門戸厄神東光寺へのアクセス方法と参拝方法、そして絶対に訪れておきたい境内にあるのパワースポットを紹介するね。
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門戸厄神東光寺
住所 | 兵庫県西宮市門戸西町2-26 |
電車 | 阪急今津線 門戸厄神駅より約700m |
アクセス方法
駐車場は60台分あるけれど、初詣の時期は混雑するから、電車を使うのがオススメだよ。
阪急今津線の門戸厄神駅が最寄り駅になるんだ。
駅を出るとすぐに、スクランブル交差点が見えてくるよ。
目の前に大きな看板が出ているから、看板に沿って歩いて行こう。
道沿いにはいくつも看板があるから、迷うことは無いと思うよ。
駅から門戸厄神東光寺へ向かう途中にある、厄除まんじゅうを売っている鈴屋雅遊庵。
美味しいだけでなく、ご利益のある「厄除まんじゅう」が売っている店として、地元では有名なんだ。
鈴屋雅遊庵の辺りから、登り坂になっているよ。
坂の両側には、無料駐車場がいくつかあるんだ。
平日はガラガラだけど、厄除大祭の時期や年末年始は、道路規制で使えない事が多いので注意が必要だよ。
坂を上りきったところにあるのは、南門。
ここから入らず、看板に従って表門に向かうんだ。
境内のパワースポット
男厄坂と表門
ここが表門へ通じる階段。
男厄坂という名前が付いていて、男性の厄年にちなんだ42段の階段になっているよ。
この階段を一段ずつ登ることで、厄を落とすという意味が込められているんだ。
男厄坂を上りきると、西宮市の景色が一望できるよ。
東側だから、初日の出スポットとしても人気の場所なんだ。
ここが門戸厄神東光寺の表門。
阪神淡路大震災で全壊したけれど、綺麗に再建されたんだ。
女厄坂と中楼門
表門をくぐると正面に見えるのが、中楼門。
中楼門の下には、女厄坂という名の階段があるよ。
この階段の数は、女性の厄年にちなんだ33段。
この階段を一段ずつ登ることで、厄を落とすという意味が込められているんだ。
厄神堂
中楼門をくぐると正面に見えるのが、厄神明王をお祀りしている厄神堂だよ。
祀られている厄神明王は、あらゆる災厄を打ち払うと言われているんだ。
天長6年(829年)、嵯峨天皇が41歳となった御厄年に、夢の中に愛染明王と不動明王が一体となって現れたんだ。
そこで、嵯峨天皇は空海に祈願を命じ、空海は両明王が一体となった厄神明王像を三体刻んだと伝えられているよ。
三体の厄神明王は、和歌山県の天野大社、京都府の石清水八幡宮、そして門戸厄神東光寺に勧請されるけれど、現在残っているのはこの門戸厄神東光寺にある一体のみ。
だからこの厄神堂は、弘法大師空海と深い由縁のある強力なパワースポットなんだ。
大黒堂・愛染堂
厄神堂に向かって左隣には、大黒天と愛染明王をお祀りした御堂があるんだ。
大黒天は、商売繁盛のご利益がある仏様。
愛染明王は、縁結びのご利益がある仏様だよ。
大師堂
弘法大師空海をお祀りした御堂。
境内の南に位置していて、他の御堂に比べて静寂さを感じられる場所なんだ。
延命魂(根)
延命魂(根)は、高野山の奥の院にある、弘法大師御廟近くの参道にあった、高さ60メートル・樹齢800年を経た杉の木の根だよ。
高野山の霊木で、延命や病気平癒(全快)の御利益があるとされているんだ。
延命魂(根)に触れながら、身体の悪い部分やお願い事を祈念すると、願いがかなうとされているパワースポットだよ。
祈願かえる
古くから蛙にお祈りしてお願いすると、元にかえる、無事にかえる、栄えると言われているんだ。
お金や絆、無くしたものがかえるというご利益があるとされているよ。
祈願すれば、運気が上がって何事も飛び越え飛躍できると言われているパワースポットだよ。
宝輪杉
高野山の奥の院で、800年間歴史を見続けた杉の木。
年輪1つ1つに、その時代の出来事が深く刻まれているんだ。
宝輪杉の前には、年表が用意されているから、その時代に生きた人々や出来事に静かに思いを馳せることができるんだ。
慶寿石
元々樹木だったものが、8000万年地中にあったことで、石に変化したもの。
大自然の力が宿った石で、やさしく触れることで神秘的な力を受け止めることができるんだ。
さいごに
門戸厄神東光寺は、弘法大師空海が刻んだ三体の厄神明王のうち、唯一現存している明王が祀られた由緒あるお寺なんだ。
厄年になったら、あらゆる災厄を打ち払うとされている、厄神明王の御利益に是非あやかりたいね。
厄払い以外にも、十三詣や宮参り、交通安全祈願、人形供養などが行われているよ。
弘法大師空海と深い由縁のある、門戸厄神東光寺。
1000年以上の歴史がある、由緒正しきパワースポットだよ。
じゃ、またね。