やあ、いちもくだよ。
大阪府門真市にある三島神社(みつしまじんじゃ)には、樹齢1000年を超えるクスノキがあるんだ。
「薫蓋樟」という名のこのクスノキは、国の天然記念物に指定されているよ。
ほかにも、
- 大阪みどりの100選
- 新日本名木100選
にも選ばれている、大阪一の巨樹なんだ。
神社の境内をやさしく包み込むように立つ薫蓋樟は、訪れるだけでホッとする安心感が得られる、不思議なパワースポットだったよ。
クリックできる目次
三島神社へのアクセス方法
三島神社の最寄駅は、大阪市営地下鉄鶴見緑地線の門真南駅。
駅から北東に約15分歩けば、三島神社が見えてくるよ。
道沿いには、「薫蓋クス」という案内標識が掲げられているんだ。
住宅街の細い道を進むと、まるで森のような巨木が生い茂っている様子が見えてくるよ。
一の鳥居
道沿いに見えるのが、三島神社の一の鳥居。
石造りの鳥居を抜けると、目の前に大きなクスノキが見えるんだ。
薫蓋樟
薫蓋樟の大きさは、高さ約24メートル、幹回りは13.1メートルあるんだ。
大阪府内には4件しかない、樹木の国指定天然記念物だよ。
根元には、江戸時代後期の公家・左近衛少将千種有文の歌碑が設置されているんだ。
歌碑には
薫蓋樟 村雨の雨やどりせし唐土(もろこし)の 松におとらぬ樟ぞこのくす
と刻まれているよ。
この歌が、薫蓋樟の名前の由来になっているんだね。
薫蓋樟は、四方八方に枝を伸ばして、まるで神社全体を包み込むような姿をしているんだ。
大きな枝は、支柱でしっかりと支えられていているね。
躍動感のある枝ぶりは、力強さを感じさせるんだけど、風で揺れる木の葉の音がとっても心地よくて、自然と心が落ち着いてくるんだ。
傍にいるだけで、安心感を感じられる不思議な場所だよ。
三島神社
薫蓋樟に守られるように建っているのが、三島神社の本殿。
三島神社は、古くは山王権現といい、明治3年4月に現在の社名に改められたんだ。
祭神は、
- 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
- 素盞鳴尊(すさのおのみこと)
- 大巳貴命(おおなむちのみこと) ※大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名
の3柱。
いずれも日本を代表する神々だね。
さいごに
三島神社の境内を歩いていると、風で揺れる葉音がとても心地よくて、思わず時間を忘れてしまいそうになるんだ。
樹齢1000年を超えるクスノキが、今もなお静かに成長し続けるこの場所は、きっと澄んだ空気に包まれた神聖な場所なんだろうね。
思い切り深呼吸して、体の中を浄化したくなる、おすすめのパワースポットだよ。
じゃ、またね。
三島神社・薫蓋樟へのアクセス方法
住所 | 大阪府門真市大字三ツ島1374 |
電車 | 大阪市営地下鉄鶴見緑地線・門真南駅下車徒歩15分 |