こんにちは、いちもくです。
料理のアクセントや口直しにピッタリの「大根おろし」。
焼き魚の添え物として欠かせない薬味です。
おろしたての香りと味を楽しみたいのであれば、自宅に大根おろし器を用意しておくのがおすすめです。
でも、おろし器によっては洗う手間が面倒だったり、大根をおろすのに力が必要だったりする場合も。
そこで今回は、使いやすい大根おろし器の選び方と、おすすめ商品を紹介します。
基本の大根のおろしかた
大根おろしは、すりおろしてから時間が経つと徐々に辛みが増していきます。
大根の栄養素であるビタミンCも、時間の経過と共に酸化して少なくなるもの。
だから大根おろしは、食べる直前にすりおろすのがおすすめです。
また、大根は部位によって辛みが違います。
葉に近い部分程、水分が多くて甘みが強め。
反対に、先端に行くほど水分が少なくて、辛みが強くなります。
好みに応じて、大根の部位を使い分けるのもおすすめです。
また、大根をおろす際は、おろし器に直角に当てておろすのが基本です。
繊維が細かくなるため、口当たりなめらかな仕上がりになります。
辛さを押さえたい場合は、大根をおろし器に直角に当てて「の」の字を描くようにゆっくりと動かします。
繊維がつぶれて、辛み成分が水分に溶けだして流れていくので、辛みを抑えることができます。
反対に、辛みのある大根おろしにする場合は、大根をおろし器に直角に当てて、力を入れて上下におろすのがおすすめ。
水分が出にくいから、辛み成分が大根おろしに残った状態になります。
大根おろし器の選び方
素材で選ぶ
市販されている大根おろし器は、主に次のような素材があります。
- 竹
- プラスチック
- セラミック
- ステンレス
- 銅
- アルミ
竹
竹を加工してつくられた「鬼おろし」は、その名の通り歯がギザギザで、鬼の歯のような形をしています。
大根を大きく荒くおろすことができ、水分が出にくいのが特徴です。
シャキシャキした食感と同時に、空気を含んだフワフワな食感を楽しめます。
プラスチック素材
プラスチック素材のおろし器は、安価に手に入るのが魅力。
軽くて丈夫なので、気軽に使えるおろし器です。
セラミック素材
耐久性に優れた、セラミック素材のおろし器。
焼き物なので、目に鋭さはありません。
でもおろし器に穴が開いていないので、すりおろした繊維が引っかかりにくく、メンテナンスが楽です。
ステンレス素材
サビやニオイに強いのが、ステンレス素材のおろし器。
目が鋭く、耐久性があります。
銅素材
銅は抗菌作用を持っている素材。
銅でできたおろし器は、繊維を潰すことなくすりおろせるので、ふんわりしたおろしが作れます。
1つずつ手作りで仕上げた高級品も多いので、大根だけでなくさまざまな薬味を美味しくおろせます。
アルミ素材
軽くて取り扱いしやすい、アルミ素材のおろし器。
アルミはサビが出やすい素材です。
表面を皮膜処理した「アルマイト製」のおろし器は、サビに強く長く使い続けられます。
サイズや形状で選ぶ
大根をおろすには、サイズの小さなおろし器では使いにくいでしょう。
一般的な大根の大きさは、直径で約5センチから8センチ程度。
だから刃の大きさは、少なくとも10センチ以上あるおろし器を選ぶのがおすすめです。
ほかにも、おろし器の形状もチェックしておきます。
穴が開いており、おろしが下に落ちるタイプのものもありますが、このタイプは水分の多い食材をおろす際におすすめ。
大根をおろすと必ず水分が出ます。
だから水切りしやすいおろし器を選ぶのがベストです。
水切りする際、すりおろした大根おろしが流れ出にくいように注ぎ口が付いていたり、深さのあるおろし器だと、使いやすくて便利です。
手入れのしやすさで選ぶ
おろし器で一番面倒なのが、使った後のお手入れ。
大根の繊維が目の部分に引っかかってしまうと、洗ってもなかなかキレイになりません。
スポンジで洗おうとすると、鋭い目に引っかかってボロボロになってしまちがち。
だから我が家では、竹やセラミック製のおろし器を使っています。
セラミック製のおろし器は、目に鋭さが無く、目詰まりも無いからお手入れが非常に楽です。
おろし器を選ぶ際は、手入れのしやすさも重要なポイントです。
おすすめの大根おろし器
サンクラフト 快速!スーパーおろし器
サイズ | 114×190×54mm |
材質 | おろし金/ステンレス 水切り・受け皿/ポリプロピレン |
3D形状のおろし金で、大根を素早くおろすことができるおろし器。
水切りが斜めにセットできるので、力が入りやすくスムーズにおろせます。
ふんわり柔らかく、美味しい大根おろしに仕上げられるおろし器です。
京セラ セラミック大根おろし器 CD-18
サイズ | 径160×高さ30mm |
素材 | セラミック磁器 |
陶器でできた突起部分が、大根をフワフワの状態にすりおろしてくれます。
おろし器の底には滑り止めが付いているので、キッチンやテーブルの上で滑りにくいのが魅力。
陶器なので、金属特有の「金気」が付かず、大根本来の風味を堪能できます。
竹虎 鬼おろし
サイズ | 300×85mm |
素材 | 天然孟宗竹 |
竹の刃が鬼の歯を連想させる大根おろし器。
竹は熱の伝導率が低いため、大根をおろしても熱を持ちにくいのが魅力。
ふんわりシャキシャキの大根おろしがつくれます。
本体は、身の厚い天然孟宗竹製なので、割れにくく丈夫で長持ち。
粗めの大根おろしをガシガシつくれます。
アーネスト おろし器 ふわっとおろしてみま専科 A-76911
サイズ | 105×205×55mm |
素材 | ステンレス鋼 |
おろし金が湾曲しているおろし器。
大根との設置面積が少ないので、腕にかかる負担が少ないのが特徴です。
刃の切れ味が鋭いため、程良い水分を含んだ大根おろしをつくれます。
蓋つきの水切りを使えば、余分な水分を簡単に切ることができます。
貝印 おろし専科 DA1204
サイズ | 210×107×63mm |
材質 | スチロール樹脂 |
軽い力で大根をすりおろせるおろし器。
プラスチック製なので、軽くてお手入れも非常に簡単です。
水切り穴が付いているので、大根おろしを無駄にすることなく、水分だけを適度に捨てることができます。
和田商店 プロおろしV 水切り付き
サイズ | 170×128×85mm |
素材 | ステンレス |
粗めの大根おろしがつくれるおろし器。
おろし金が湾曲しているので、大根との設置面積が少なくなり、軽い力で大根をおろせます。
大根をおろしたときに出る水は、付属の水切りを持ち上げるだけで簡単に切ることが可能です。
さいごに
大根おろしは、焼き魚の添え物として欠かせない薬味です。
おろしたての香りと味を楽しみたいのであれば、自宅に大根おろし器を用意しておくのがおすすめ。
大根おろしは、おろし器やおろし方によって食感や辛みといった風味が変化する、奥の深い薬味なんです。
それじゃ、またね。
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