やあ、いちもくだよ。
我が家には小6と小4の娘がいるんだけど、小6の長女は私立中学を受験する準備を進めているんだ。
私立中学を受験するのを決めたのは、2年前の長女が小学校4年生の頃。
娘の友達のお姉さんが通う、中高一貫校の文化祭に遊びに行ったのがきっかけだったんだよね。
そこは綺麗な校舎や大きな図書館が魅力で、英語教育に力を入れている学校だったんだ。
長女は、その学校に通っている生徒の雰囲気がとても気に入ったようで、「私も私立の中学に通いたい!」と、自宅学習のための問題集を買い揃えて、毎日一生懸命勉強するようになったんだ。
そんな娘のやる気をサポートするため、中学受験に備えた「塾」、「家庭教師」、「オンライン学習」を調べてみたよ。
中学受験に向けて準備したこと
志望校の情報収集

中学受験に備えて、まず始めたのが志望校の情報収集。
娘が通いたいと思っている学校は、中高一貫校だったんだ。
そこは女子校で、キリスト教精神に基づいた教育を行っている学校だったんだよね。
親から見て、娘の性格や関心内容は、学校の校風や通っている生徒の雰囲気に合っている気がしたんだ。
多感な時期の6年間を過ごすことになる学校だから、まずは校風や教育方針など、志望校のことを詳しく調べてみるのがおすすめ。
ちょうどオープンスクールも開催されていたから、家族で申し込んでみたんだ。
オープンスクールは、授業の様子や通っている生徒の雰囲気を実際に見ることができる、貴重なチャンスだよ。
中学受験を考えるのであれば、志望校のオープンスクールの日程をチェックして、絶対に行っておくべきだと思うよ。
受験に備えた学力アップ

娘が志望している中学校について調べたり、オープンスクールで学校の雰囲気を体感することができたら、具体的に受験に備えたスケジュールを組み立てていくよ。
僕の娘が中学受験を決めたのは、小学校4年生の秋だったんだ。
当時の娘の学力は、授業の内容は理解できている程度。
読書量が少なかったから、国語の長文問題や算数の文章題が苦手だったんだ。
5年生に進級するのに合わせて、受験に合格できる学力を身に付けてもらうことにしたよ。
「塾」「家庭教師」「オンライン学習」の違いとは
費用の違いを比較してみた

娘の担任の先生や、娘本人と話をした上で、中学受験に向けて「塾」「家庭教師」「オンライン学習」のいずれかを利用することにしたんだ。
親として一番最初に気になったのが、どれが一番娘の学力を向上させるのに向ているかということ。
そして、それぞれの料金や相場についても気になるところだったんだ。
仮に週に2回、それぞれを受講した場合の相場を比較してみたよ。
集団塾 | 約20,000円/月 |
個別塾 | 約30,000円/月 |
家庭教師 | 約35,000円/月 |
オンライン学習 | 約10,000円/月 |
僕が住んでいたのは、は兵庫県西宮市。
地域の塾・家庭教師の相場は、全国平均よりも若干高めだったんだ。
地域によって、月々の料金相場は異なるから、注意が必要だよ。
家庭教師を利用する場合は、家庭教師派遣会社のシステムや、学年、受験対策や夏期講習など、選ぶコースによっても金額が違ってくるよ。
月々の授業料以外にも、入会金や教材費など、様々な費用がかかってくるんだ。
月々の授業料が安くても、質が低かったり学力の向上が見込めなければ、何の意味もないからね。
子どもの性格や環境などを考慮した上で、受験に備えた学習スタイルを決める必要があると思うよ。
通学時間で比較してみた

塾や家庭教師、オンライン学習を行うのは、平日学校から帰宅した後になる場合がほとんど。
学校から帰るとすぐに、塾などの学習準備をする必要があるんだ。
自宅から離れた場所へ通学しなければならないかどうかは、学習時間を確保する上で大切なポイントだよ。
集団塾 | 教室までの通学が必要 |
個別塾 | 教室までの通学が必要 |
家庭教師 | 通学の必要なし |
オンライン学習 | 通学の必要なし |
塾に通う場合は、自宅からの距離を考えて選ぶ必要があるだろうね。
体験レッスンで比較してみた

塾を選ぶ場合も家庭教師を選ぶ場合も、重要なのは子どもとの相性。
子どもにとって、親や学校の先生以外との大人と一緒に過ごす時間は、親が考える以上にストレスが大きいと思うんだ。
だから体験レッスンを通じて、先生と子どもとの相性を見定める必要があるんじゃないかな。
子どもが楽しく勉強できるのが理想だけど、時には厳しく、苦手分野を的確に指導できる先生であるのが理想だろうね。
集団塾 | 体験レッスンのある教室が多い |
個別塾 | 体験レッスンのある教室が多い |
家庭教師 | 体験レッスンのある派遣先が多い |
オンライン学習 | 体験レッスンがある場合が多い |
塾や家庭教師、オンライン学習のいずれを選ぶ場合も、体験レッスンが用意されている場合が多いんだ。
体験レッスンを通じて、指導ノウハウや授業内容だけでなく、相性を見極められれば、学力向上にもつながりやすいと思うよ。
メリットとデメリットを考えてみた
集団塾を選ぶメリット
集団塾は、1人の講師が10人以上の生徒に対して授業を行うスタイル。
小学校の授業スタイルと似ているから、子どもにとってはストレスが少ないかもしれないね。
集団塾に通うメリットは、何よりも中学受験対策のノウハウが充実しているというところ。
教科別に、専門の講師がいる塾も多いんだ。
一緒に授業を受けるのは、同じ目的を持った児童がほとんど。
勉強する上で良い刺激を受けるんじゃないかな。
ほかにも、個別指導塾や家庭教師よりも、コストが安くつくのも魅力だね。
集団塾を選ぶデメリット
集団塾に通う上で心配なのが、授業についていけなくなった場合のフォロー。
講師はたくさんの生徒の理解度を把握しなければいけないから、生徒一人一人の苦手箇所克服までフォローできない場合があるんだよね。
ほかにも、塾が決めたスケジュールに合わせて、通学して授業を受けなければならないところも気になるところ。
子どもの苦手な部分だけを克服しようと思ったら、集団塾の授業スタイルには合わない気がするんだ。
個別塾を選ぶメリット
個別指導塾とは、講師1人が生徒1~3人程度を指導する形式の塾のこと。
最近は、この個別指導塾の数が全国的に増えてきているんだ。
集団塾に比べて指導がきめ細やかで、家庭教師よりも月謝が安いのが魅力だよ。
個別塾には、自習室が設けられている場合がほとんど。
授業が無い日でも、自習室が解放されている塾が多いから、宿題や課題をこなすために利用することができるんだ。
個別指導塾を選ぶデメリット
講師とマンツーマンに近い形で学習できる個別指導塾だけど、塾まで通う必要があるのが気になるところ。
自宅からの距離や、通いやすさで教室を選ぶ必要があるだろうね。
ほかにも、塾によっては家庭教師と同程度か、それ以上の月謝が必要なところもあるんだ。
申し込む前に、子どもとの相性をチェックしたり、月謝についても確認しておく必要があるだろうね。
家庭教師を選ぶメリット
家庭教師のメリットは、何といってもマンツーマンで指導してもらえるところ。
子どもの得手不得手を把握した上で、最適なカリキュラムを組んでもらうことができると思うよ。
得意なところは伸ばしつつ、苦手なところは何度も繰り返し指導してもらえれば、自然に学力は伸びてくるんだ。
分からない箇所を徹底的に指導してもらえるところは、家庭教師の一番の魅力じゃないかな。
家庭教師を選ぶデメリット
家庭教師を選ぶ上で、親として一番気になるのが授業料。
塾に比べると、授業料は高くなりがちなんだ。
ほかにも、教師の経験や子どもとの相性によって、当たり外れが大きいところも気になるところ。
マンツーマンの指導だから、教師のスキルや相性は重要なポイントになるだろうね。
オンライン学習を選ぶメリット
オンライン学習は、チャットで授業を受けたり、毎月届く教材を使って学習するスタイルなんだ。
タブレットやパソコンを使って学習できるから、好きな時間に取り組めるのが魅力なんだよね。
ほかにも、塾が近くにない地域でも勉強できるのは、大きなメリットじゃないかな。
オンライン学習を選ぶデメリット
オンライン学習は、継続するのが難しいもの。
いつでも取り組めるんだけど、やる気にならなければいつまでも放置されがちなんだ。
分からない箇所が出てきても、すぐに質問できないのも気になるところ。
親が定期的に学習の進捗状況をチェックしたり、分からない箇所を放ったらかしにしないことが大切になるよ。
おすすめの個別塾
中学受験家庭教師ドクター
中学受験専門の個別指導塾と、家庭教師派遣を行っている中学受験家庭教師ドクター。
通常の塾や家庭教師センターとは違って、中学受験専門のプロ講師が運営しているから、中学受験対策に絞って学習することができるんだ。
子どもの理解度や学力に合わせて、最適なカリキュラムを組んでくれるよ。
プロ講師に直接電話質問できる、「プロ講師直通ホットライン」が用意されているから、申し込み前に気になる点を確認できるのが安心だね。
おすすめの家庭教師
家庭教師のノーバス
関東を中心に、大学生やプロの家庭教師を派遣する家庭教師のノーバス。
目標、指導内容、指導頻度、期間、先生の個性・経験など、全部で12の項目を選択することで、子どもにぴったりの教師や専用カリキュラム、指導方法をオーダーメイドできるんだ。
シンプルな料金体系で、公式サイトに掲載されている以外の料金は一切かからないよ。
おすすめのオンライン学習
オンライン家庭教師 スナップアスク
スナップアスクは、勉強で分からないところがあったら、いつでもどこでも優秀なチューターと呼ばれる人たちに質問できるアプリなんだ。
イメージとしては、
「・・・この問題どうやって解けばいいのか分からない。写真に撮ってアップするから、解き方教えて!」
と、LINEで先輩や先生に質問するような感覚。
分からないことがあったら、いつでもどこでも質問することができるんだ。
質問に回答してくれるのは、チューターと呼ばれる難関大学出身者や塾講師など。
チャットで回答してくれるだけでなく、必要であれば動画で解説を送ってくれることもあるよ。

インターネット家庭教師Netty(ネッティー)
Nettyは、東大・早稲田・慶応などの難関大学出身・在籍の人気教師の授業を、インターネットを通じて受講できる家庭教師サービスだよ。
パソコンとインターネット環境があれば、自宅で受講することができるんだ。
映像と音声を使って、リアルタイムに対話しながら授業が進むから、分からないところもすぐに質問できるのが魅力。
塾に通うよりも費用を抑えられるのも、大きなメリットだと思うよ。
e点ネット塾(公立中高一貫受検対策)
公立の中高一貫校受検に絞った、講義とテキストが用意されているオンライン塾。
全国の公立中高一貫校で出題された適性検査の問題が、社会・算数・理科・総合に分類し、さらにテーマ別に分けられているんだ。
小学校6年生の一年間で、自宅にいながら公立中高一貫校の受検に向け対策ができるよ。

さいごに
中学受験の目的や動機は様々だと思うけれど、受験に必ず必要となるのは、学力。
小学校の授業は、ひとつの考え方に沿って答えを導き出すという、基礎的な学習がほとんどだと思うんだ。
中学受験の入試問題には、小学校で学んだ基礎を更に発展させた問題や、知識を総動員しなければ答えが導き出せない問題、自分なりの表現で書かなければならない問題が出題されることも多いんだよね。
こうした応用問題や発展問題は、学校の授業だけでは答えを導き出すことが難しいんだ。
中学受験では、「受験のための勉強」をしておく必要があるんだよね。
子どもの学力や理解度に合わせて、塾や家庭教師、オンライン学習など、最適な学習環境を整えていくことが必須だと思うよ。
じゃ、またね。



