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【書評】名著こども訳シリーズ|大人も夢中で読み進められる、齋藤孝先生監修のおすすめ本

名著こども訳シリーズ

こんにちは、いちもくです。

自分の子供に、

  • これからの時代の生き方を学んでほしい
  • 将来のキャリア形成に活かせる知識を身につけてほしい
  • 悩みや困難を自分で克服するための方法を、本から学んでほしい

と思いませんか?

そんな人におすすめなのが、齋藤孝先生が監修した「名著こども訳シリーズ」。

「孫子の兵法」や「武士道」といった、大人でも難解な古典を、子供向けに分かりやすく訳したシリーズです。

シリーズで取り上げられている古典は、読むたびに違った気づきを得られる、世の中を生き抜くための普遍の真理が散りばめられた良書ばかり。

子供向けですが、大人が読んでも役立つ「世の中を生き抜く力」のヒントが満載です。

今回は、そんな「名著こども訳シリーズ」を実際に読んでみた感想を、本音でレビューしていきます。

 

『名著こども訳シリーズ』とは


『名著こども訳シリーズ』は、明治大学文学部教授の齋藤孝先生監修のもと、日本図書センターから出版されている書籍です。

「孫子の兵法」「武士道」「菜根譚」「君主論」など、ビジネス書や実用書のテーマにも取り上げられることの多い、古典がテーマになっています。

これら古典名著を、子供にも分かりやすい表現と事例でまとめたのが、『名著こども訳シリーズ』。

たとえば、『こども孫子の兵法』では、「強くしなやかなこころを育てる!」と銘打って、24の言葉をそれぞれ見開き2ページで紹介されています。

原文を日本語訳するだけでなく、実際に役立つ場面を紹介するなど、わかりやすい内容で構成されているんです。

洪自誠の「菜根譚」や、マキャヴェリの「君主論」は、大人でも読んだことがある人は少ないはず。

でも、この『名著こども訳シリーズ』であれば、難解な古典も自身の学校生活のシーンに当てはめながら読み進められます。

 

『名著こども訳シリーズ』

こども孫子の兵法


子供だって、競争をしなければならないときもあるし、人間関係で悩むこともあります。

もちろん、 将来に不安を感じることだってあるはず。

毎日大変な環境で生きているのは、大人だけではないということ。

そんな子供にきっと役立つのが、「孫子の兵法」。

「兵法」という言葉から、「戦いのための書」という印象を受けるかもしれませんが、実は孫子の兵法は、できるだけ戦わず、うまくバランスをとりながら生きていくという考え方がベースにあります。

単に子供向けにわかりやすく「超訳」するだけでなく、孫子の兵法のベースとなる思想をしっかりと伝えてくれる内容になっているのが、この「こども孫子の兵法」なんです。

たとえば、直訳で「戦いとは騙し合いである」となる「兵とは詭道なり」という言葉は、「正々堂々はとてもたいせつ。でも、ときにはかけひきも必要だよ」と超訳されています。

何度も読むことで、強くしなやかな心を育むことができる本です。

 

こども菜根譚


中国の古典・菜根譚。

菜根譚の「菜根」は野菜の根、「譚」は話という意味です。

つまり菜根譚とは「野菜の根の話」という意味。

人は常に菜根(野菜の根)をよく咬んでいれば、あらゆる事はなしとげられる。

野菜の根は堅くて筋が多いけれど、それを苦にせずよく咬めば、世の中の真の味を理解できるという意味になります。

本書「こども菜根譚」には、悩んでいる人や迷っている人へのヒントがふんだんに盛り込まれています。

つらいときや苦しいときに、本書に紹介されている言葉の数々が、きっと助けてくれるでしょう。

ありのままに、自分らしくいることが、とても難しい時代に生きる子供たち。

どうすれば逆境を乗りこえ、まわりの人たちとうまくつき合っていけるのか、たくさんのヒントが散りばめられている本です。

 

こどもブッダのことば


ブッダのことばを、子供向けに超訳した本。

  • 自分のこころを見つめる
  • 人となかよくする
  • 前向きに生きる
  • 充実した人生をすごす

言葉にすると簡単に思えるものばかりですが、継続するのはとても難しいものばかり。

4つを継続できれば、生きるための力がどんどん鍛えられていきます。

 

こども君主論


君主論とは、国家統治者たる「君主」がどうあるべきなのか、歴史上の君主や君主国を分析して政治のあり方を論じた本です。

作者は、ルネサンス期のイタリア・フィレンツェ共和国で外交官を務めていた、ニッコロ・マキャヴェリ。

そんな君主論には、学校では決して教わることのない「世の中のホント」がたくさん詰まっています。

それは、リーダーを目指す人だけが知っておくべきことではなく、社会を生きるどんな人にも必要なことばかり。

優しさと厳しさは、バランスが大切。

「覚悟」を持って決断し、周りの「仲間」から信頼され、困難に負けず「努力」すれば、「運命」さえも乗り越えることができます。

 

こども武士道


明治時代、新渡戸稲造が書いた「武士道」。

「嘘をつかない」「約束を守る」「弱音を吐かない」「礼儀作法を重んじる」といった、日本人が大切にしてきた美徳がまとめられています。

大人向けの実用書の中には、やれハックだ時短だと、効率化ばかりを追求し本も多いもの。

そんな時代だからこそ、「武士道」を読めばさまざまな気づきを得られます。

体を支えるためには骨が必要なように、人生には良いことと悪いことを自分で判断するための心の芯が必要。

そんな心の芯は、効率を求めているだけでは鍛えられません。

 

こども自助論


「自助論」は1859年に出版された、300人以上の欧米人の成功談を集めた伝集。

明治時代の日本で、福澤諭吉の『学問のすすめ』と同じくらい読まれたという、大ベストセラー本です。

世界中の成功者が愛読する、自己啓発書の原点とも言える「自助論」。

本書のテーマは「努力した自分だけが自分を助けることができる」というものです。

アダム・スミスやニュートン、シェークスピア、ミケランジェロ、コロンブスなど、さまざまな分野で活躍した人々のエピソードや言葉を引用して、「自助」の大切さを説いています。

自分を成長させるのは、他人ではなく自分自身。

生きる上で大切な心構えを、前向きな言葉で伝えてくれる本です。

 

さいごに

自分の子供に、

  • これからの時代の生き方を学んでほしい
  • 将来のキャリア形成に活かせる知識を身につけてほしい
  • 悩みや困難を自分で克服するための方法を、本から学んでほしい

と考えている人におすすめなのが、齋藤孝先生が監修した「名著こども訳シリーズ」。

「孫子の兵法」や「武士道」といった、大人でも難解な古典を、子供向けに分かりやすく訳したシリーズです。

シリーズで取り上げられている古典は、読むたびに違った気づきを得られる、世の中を生き抜くための普遍の真理が散りばめられた良書ばかり。

子供向けですが、大人が読んでも役立つ「世の中を生き抜く力」のヒントが満載の本ですよ。

それじゃ、またね。

 

 

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