【書評】お嬢さまことば速修講座 改訂版|お嬢さまたるもの、相手をけなす際もエレガントで上品でなければならない

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やあ、いちもくだよ。

僕は営業の仕事をしているんだけど、毎日いろんな会社の人と電話で話す機会が多いんだ。

時々気になるのが、相手の電話応対。

面倒くさそうに取次されたり、忙しいのか早口でまくしたてられることがあるんだよね。

そんな電話応対をされると、ふと僕の働く会社の電話応対は問題ないか気になることがあるんだ。

最近、『お嬢さまことば速修講座 改訂版』って本を読んだんだけど、こんなお上品な電話応対をする人がいたら、衝撃的かもしれないね。

 

『お嬢さまことば速修講座 改訂版』とは

『お嬢さまことば速修講座 改訂版』は、2017年6月に発売された本だよ。

1995年に発売された、『お嬢様ことば速修講座』の改訂版なんだ。

 

発売日 2017年6月22日
定価 1,400円(税抜)
発行 ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

読んで感じた、『お嬢さまことば速修講座 改訂版』の魅力

すぐに学べて、すぐに実践できる構成

本は3部構成になっているんだ。

第1部は、「お嬢さまことば速修15条」となっていて、15のことばと言葉の用法が解説されているよ。

第2部では、「実践の心得」として、お嬢さまことばを使いこなす上での心構えや魅力が書かれているんだ。

そして第3部では、「お嬢さまことば小辞典」として、お嬢さまらしい「ご挨拶」「褒めことば」「けなしことば」「言い換え」などが紹介されているよ。

 

第1部『お嬢さまことば速修15条』の魅力

第1部で紹介されている15の言葉には

  • 恐れ入ります
  • すみません
  • 「わたくし」と「さま」
  • 緩慢の術
  • 沈黙とほほえみの術

などがあるんだ。

特に参考になったのが、「恐れ入ります」の使い方。

 

ぺこぺこ頭を下げながら、『恐れ入ります』とおっしゃらないこと。『恐れ入ります』には、背筋を伸ばしたまま、せいぜい小首を傾げる程度の会釈が似合うかと存じます。

 

「恐れ入ります」は、無意識のうちに使いがちな、「どうも」や「すみません」の代わりにもなります。

誰かの家におじゃましたとき、座るよう勧められたとき、お茶を出されたとき・・・いかなるときも「恐れ入ります」で華麗に対応していけるのです。

 

読んで思わず、納得の内容だったんだ。

電話や普段の会話でも、「すみません」を連発する人が多いけれど、「すみません」を「恐れ入ります」に置き換えるだけで、上品な言葉遣いになるよね。

ほかにも、「緩慢の術」「沈黙とほほえみの術」なんてのも、普段使えるテクニックだよ。

 

「あら」と、3秒間、途方に暮れていらっしゃれば、どなたかがどうにかしてくださることでしょう。

 

思わず吹き出しちゃったけれど、確かに書かれている通り、会話の途中で3秒間途方に暮れていたら、本当に相手が何とかしてくれそうな気がするんだ。

本書は全編にわたって、丁寧でエレガントな「お嬢さまことば調」で書かれているよ。

笑いを誘われる箇所もあるけれど、書かれている内容は普段使えるものがたくさんあるんだ。

 

『第2部 実践の心得』の魅力

第2部では、お嬢さまことばを実践する上での心構えが、全部で5つ紹介されているよ。

お嬢さまことばを使う目的は、自分を良く見せるためでなく、自分を落とさず、相手を尊重するためのものなんだよね。

5つの心得の中で、思わず笑っちゃったのが

 

『実践の心得その5 自信をもってつかう。どうせ相手もお嬢さまではないから』

 

言われて見れば、確かにそうだ(笑)。

 

『第3部 お嬢さまことば小辞典』の魅力

第3部では、「お嬢さまらしい」言葉のリストが項目別に6つ紹介されているよ。

「ご挨拶」「ご返事」「誉めことば」「けなしことば」「耳障りなことばの言い換え」「最低限おさえておきたい敬語」の6種類なんだ。

一番面白かったのは、お嬢さまらしい「けなしことば」の紹介。

お嬢様は、相手をけなす際もエレガントで気品に溢れているんだ。

たとえば

「無礼な人」は、「はっきりしていらっしゃる人」

「いばっている人」は、「自信がおありな人」

「ずるい」は、「世渡りにたけていらっしゃる」

「ケチ」は、「合理的なことに徹していらっしゃる」「贅沢なことがお嫌い」

「太っている人」は、「ふくよかでいらっしゃる」

「貧相な人」は、「お目立ちになる方ではいらっしゃらない方」

「うるさい人」は、「いつもお元気そうで」

「趣味が悪い」は、「個性的な装いをなさる方」「お地味な(お派手な)ご趣味でいらして」

「頭が悪い」は、「のんびりしていらっしゃる」「お人はよろしいのですけれど」

「(食べ物が)まずい」ときは、「みなさま、お残しになっていたわ」

 

などなど。

お嬢さまことばを使って

「自身がおありで、合理的なことに徹していらっしゃる方ですね。いつもお元気で、個性的な装いをなさいますね」

なんて言われても、けなされているとは分からない人も多いんじゃないかな。

うーん、これは使えるかもしれないな。

お嬢さまたるもの

否定的なことに対しては、ご自分の本音はおっしゃらないのが、お嬢さまでございます。

という事らしいよ。

 

読んで感じた、『お嬢さまことば速修講座 改訂版』の気になる点

本当に実践してしまうとマズいものもある

本書は全編にわたってお嬢さまことばで書かれているから、読み物としても面白い本なんだ。

本の中で繰り返し使われている「お嬢さま」とは、「気品」と「意識」を持った女性のことを指しているよ。

紹介されていることばやテクニックを、実際に使うかどうかは別として、女性であれば一度読んでおいて損はないだろうね。

我が家には小学生の娘が2人いるけれど、高校生くらいになったらこの本を読んでもらいたいと思ったんだ。

「恐れ入ります」の使い方や、「話す際はおだやかにゆっくりと」といったことは、大人になったら是非実践してほしい内容だったんだよね。

でも、我が家はごく一般的なサラリーマン家庭。

この本に紹介されていることばやテクニックを全て実践してしまうと、変な目で見られそうな気がするんだ。

あくまでも、上品な言葉遣いの参考にするのに良い本だね。

 

さいごに

上品な言葉遣いを身につけたい、女性向けの本として書かれているけれど、男性が読んでも参考になる箇所はたくさんあるんだ。

たとえば、「すみません」の代わりに「恐れ入ります」を使うというのは、すぐにでも取り入れたい内容だったんだ。

ほかにも、相づちに「さようでございますか」を使ってみるのもいいと思ったんだ。

「さようでございますか」は、同意にも反対にも使える相づちだと、本には詳しく書かれているよ。

反対や否定の気持ちを強調したいときは、「さようでございましょうか」なんて感じに、応用もできるんだよね。

『お嬢さまことば速修講座 改訂版』を読む前は、「お嬢さま」が使うであろうことばを面白おかしく解説した本なのかと思ったんだけど、想像以上に内容が深くて、すぐに実践したいテクニックがたくさん紹介されていたんだ。

 

「気品」と「意識」を持った「お嬢さま」を目指してみるのも、よろしいかと思われますわよ。

じゃ、またね。

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