やあ、いちもくだよ。
我が家の家族は、僕と妻と小学生の娘2人の4人家族なんだ。
妻と娘は髪が長いから、浴室の排水口は定期的に掃除しておかないと、髪の毛が詰まって流れが悪くなるんだよね。
浴室だけでなく、洗面台やキッチンの排水口も、汚れやカビが発生しやすい場所。
だから我が家では、定期的にパイプクリーナーを利用して掃除しているよ。
パイプクリーナーを使えば、排水管の奥まで掃除できるから、詰まりや汚れを一気にキレイにすることができるんだ。
詰まりや汚れがひどいと感じた時に使っているのは、和協産業の「ピーピースルーF」。
業務用としても使われている強力なパイプクリーナーで、汚れをキレイに取り除いてくれるんだ。
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ピーピースルーFとは
内容量 | 600g |
性状 | アルカリ性顆粒状 |
成分 | オルトけい酸ナトリウム、過炭酸塩、水酸化ナトリウム(4%)、界面活性剤 |
使ってみて感じた、ピーピースルーFの魅力
超強力な洗浄力

浴室や洗面台の排水管が詰まるのは、油脂分が髪の毛が原因となる場合が多いんだ。
溜まった油脂や髪の毛に細菌などが付着すると、悪臭が発生するんだよね。
細菌が増殖して粘液を分泌し続けると、悪臭だけでなくヘドロができてしまうんだ。
ピーピースルーFは、こうした細菌やヘドロを完全に除去して、消毒・洗浄してくれるパイプクリーナーだよ。
業務用としても使われている、強力な洗浄力を持った薬剤だから、ホームセンターなどで市販されているパイプクリーナーでは除去できなかった詰まりや汚れも、しっかり除去してくれるんだ。
ピーピースルーFが排水管の詰まりや汚れを除去する仕組みは
- 発熱して汚れを柔らかくし
- アルカリ成分の力で油脂やたんぱく質を分解
- 酵素の力で除菌・消臭
- 発泡してこびりついた汚れを剥がれやすくする
という4ステップ。
浴室や洗面台、キッチンの排水管の汚れを、強力に除去してくれるんだ。
使い方が簡単
ピーピースルーFの使い方はとっても簡単。
必ず、本体裏面の使用方法に従って使おう。

使用方法には書かれていないけれど、ピーピースルーFは強烈な刺激臭があるんだ。
できる限り換気した状態で使わないと、鼻やのどの粘膜を傷める可能性があるから、注意が必要だよ。
粉を吸い込まないように、マスクをしておくのがいいだろうね。
それと、薬剤を素手で触ってしまうと、皮膚が炎症を起こしてしまう場合があるんだ。
必ずゴム手袋を付けて作業するのをおすすめするよ。
準備ができたら、まずは容器の約4分の1の量である、150gを排水口の周りに散布するんだ。

細かい粉が飛び散りやすいから、ゆっくり撒いていこう。
次に、散布した薬剤の外側に沿って、40度~50度の温水を静かに注ごう。

本体の使用方法には、「約500~600ml(コップ3~4杯くらい)」と書かれているけれど、もっと多めの量を注ぐのがおすすめ。
薬剤を排水口の中にしっかり流し入れるよ。
詰まりや汚れがひどい場合は、そのまま一晩放置。
短くても、30分から1時間くらいは放置しておこう。
時間が経ったら、できるだけ多量の水で薬剤を押し流すんだ。
大抵の詰まりや汚れであれば、これだけで驚くほどキレイになるよ。
さまざまな場所の排水管に使える

我が家では、浴室や洗面台、キッチンの排水管掃除に、ピーピースルーFを使っているんだ。
毎日使う場所だから、汚れも溜まりやすいんだよね。
だから月に1回程度のペースで、ピーピースルーFを使って排水管を掃除しているよ。
ほかにも、年に1~2回は洗濯機の排水口の掃除にも使っているんだ。
洗濯機の排水口は、普段なかなか掃除しにくい場所だけれど、放っておくと皮脂汚れや繊維の塊が溜まって詰まることがあるんだよね。
年末の大掃除の際には、洗濯機の排水パイプを取り外して、洗濯パンの排水口部分にピーピースルーFを散布しているんだ。
万が一洗濯排水が流れず、水浸しになってしまうと大変だから、定期的にピーピースルーFを使って詰まりを予防しておくのがおすすめだよ。
使ってみて感じた、ピーピースルーFの気になる点
効果を発揮しにくい詰まりもある

油脂汚れや有機物の汚れに強いピーピースルーFだけど、分解できない物質もあるんだ。
たとえば、プラスチックやガラス、ゴム製品、木片などの固形物が詰まっている場合は、ピーピースルーFを使っても詰まりを解消できないんだ。
ほかにも、排水口が完全に塞がってしまっていて、水が全く流れないほどの詰まりも、ピーピースルーFで解消できないこともあるよ。
薬剤が詰まりの原因に届かなければ、効果を発揮できないからね。
また、ボトル本体の使用方法にも、
大便器の詰まりや小便器の尿石には効果が期待できません。
と書かれているから、トイレの詰まりには使えない場合もあると考えておこう。
薬剤が舞いやすい

ピーピースルーFは、細かな粉末状の薬剤なんだ。
風で飛び散りやすいから、取り扱いに注意が必要だよ。
散布する際は、できるだけ排水口に近い位置でゆっくりと散布するのがおすすめ。
触れたり吸い込んだりすると、炎症を起こしたり咳き込んだりする可能性があって危険だから、必ずマスクやゴム手袋を付けて散布する必要があるんだ。
できるだけ多めのぬるま湯を使う必要がある

ボトル容器に記載されている使用方法には、
薬剤の外側に沿って温水(40~50度)約500~600ml(コップ約3~4杯位)を静かに注ぎ、薬剤を排水管の中に流し入れてください。
と書かれているんだ。
僕は何度もピーピースルーFを使っているけれど、600mlの温水では足りないと感じることが多いんだよね。
1Lくらいの温水を使わないと、薬剤を完全に流し入れることができないんだ。
事前に多めの温水を準備しておくのがおすすめだよ。
冷水や熱湯を使ったらダメ

ボトル容器の使用方法欄には、
冷水を使用すると、排水管内で薬剤が固まる恐れがあります。
と書かれているんだ。
薬剤を排水口に流し入れる際は、水道水をそのまま使うのは避けた方がいいだろうね。
同じように、
熱湯は危険ですので使用しないでください。
とも書かれているよ。
温度が高すぎると、発熱や発泡の反応が激しく、薬剤が飛び散りやすくなるんだ。
危険だから、熱湯を使うのは絶対に避ける必要があるよ。
さいごに
ピーピースルーシリーズは、全部で5種類の商品があるんだ。
水道業者が使うことの多い、医薬用外劇物に指定されているピーピースルーKや
同じく医薬用外劇物に指定されている、ピーピースルー温水用。
液状のピーピーエルも、医薬用外劇物に指定されている商品なんだ。
取り扱いに細心の注意が必要だから、家庭で使うのには向いていないと思うよ。
医薬用外劇物に指定されていないのは、僕が普段使っているピーピースルーFと
ピーピースカットの2種類。
医薬用外劇物に指定されていないとはいえ、取り扱いには注意が必要な薬剤なんだ。
正しく使用すれば、排水管の汚れや詰まりを驚くほどキレイに解消してくれるパイプクリーナーだから、定期的に使えば詰まりや臭いのトラブルも一切なくなると思うよ。
じゃ、またね。



