やあ、いちもくだよ。
僕は普段、商社で営業の仕事をしているんだ。
組織で仕事をしていると面倒なのが、人間関係。
どんなに魅力的でやりがいのある仕事を任せられても、職場の人間関係がうまくいかなければスムーズに仕事が進まないんだよね。
特に中間管理職となると、上司と部下の板挟みになることが多くて、人間関係の悩みを抱えることも多いんだ。
- 「チームの人間関係がうまくいかない」
- 「上司からの風当たりが強い」
- 「嫌いな上司でも、我慢して付き合っていかなければならない」
- 「部下が指示を聞いてくれず、自分だけチームで浮いている気がする」
- 「人間関係の悩みを相談できる同僚がいない」
こんな悩みを抱えている人も多いんじゃないかな?
仕事の悩みの多くは、人間関係によるものなんだ。
職場で良い人間関係を築くことができれば、仕事のストレスを劇的に減らすことができると思うよ。
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なぜ、職場の人間関係が良くないのか
相手を自分の思い通りに動かそうとしていないか

- 「もっとこうしたら、仕事がスムーズに進むのに」
- 「なんて効率の悪い仕事をしているんだ」
なんて、今までのやり方を否定して、自分の価値観を押し付けようとする新人管理職は多いんだよね。
管理職になりたての人が犯しやすい間違いが、部下を自分の思い通りに動かそうとすること。
人にはそれぞれの考え方があって、個性があるからね。
仕事に対するモチベーションは違うし、仕事を進めるスピードや段取りも違うんだ。
たとえ「自分の方が仕事ができる」と思っても、相手のやり方を変えようとしては絶対にダメ。
これまで少しずつ積み重ねてきた、部下の仕事を否定することになっちゃうからね。
部下にもプライドがあるんだ。
上司が自分の価値観を部下に押し付けてしまうと、途端に職場の人間関係が悪くなるよ。
相手の嫌なところばかり見ていないか

「どうもあの人は苦手だ」
と思い始めると、不思議と相手の嫌な部分だけが見え始めるものなんだ。
相手の嫌な部分が見え始めると、頭の中でそことを考え続けてしまうという人は多いんじゃないかな?
人間関係が悪くなってしまう原因は、相手の嫌なところしか見ていないからかもしれないよ。
苦手な相手や嫌な相手だったとしても、その人の良い部分に目を向けるにはどうすればいいのか、考えてみるのもいいかもしれないね。
一番簡単なのは、あなたの思い込みを捨てること。
ただし、「あの人が苦手だ」という思い込みを捨てなさいというわけではないよ。
「職場の人間関係が良くない」とう思い込みを捨てるというのが重要なんだ。
苦手な相手個人にフォーカスするよりも、もっと広い視点で人間関係を俯瞰できると、相手の良いところを見つけやすくなるんだよね。
相手のことを知らないのではないか

毎日顔を合わせている職場の人でも、相手の趣味や嗜好を正確に把握している人は少ないんじゃないかな。
もしかすると、相手の事を良く知らないから職場の人間関係が良くないのかもしれないよ。
いわゆる、コミュニケーション不足だね。
職場には、せっかちな性格の人もいれば、のんびりした性格の人もいると思うんだ。
プライベートで問題を抱えていて、仕事に集中できない状況の人もいるかもしれないよね。
コミュニケーションが不足していて、相手の性格や状況が分からなければ、ミスやトラブルが発生しても、チームで対策を取ることが難しくなるんじゃないかな。
お互いのことが分かれば、それだけ親近感も沸いて、円滑に仕事を進めやすくなると思うよ。
職場で良い人間関係を築ける人とは

「あの人は、人付き合いがうまいよね」
と言われる人がいるんだ。
人付き合いのうまい人とは、いったいどんな人なんだろうね。
上司に媚びへつらっている人を見て、
「さすが、人付き合いがうまいなぁ」
なんて感心することはまずないんじゃないかな。
感心するどころか、
「あそこまでして、上司に気に入られようなんて思わない」
なんて思う人も多いと思うよ。
人付き合いのうまい人は、必要以上に相手に媚びていないんだ。
何か特別なことをしているわけでもないんだよね。
日々、ちょっとした心がけを実践しているだけなんだ。
人付き合いのうまい人が実践していること
挨拶されて嫌な人はいない

職場に出勤した際、笑顔で挨拶されて嫌な気持ちになる人はいないんじゃないかな。
挨拶は、相手に好意を伝えるための大切な手段なんだ。
職場で一緒に過ごす相手であれば、挨拶は絶対にすべきだと思うよ。
挨拶は、人として当たり前のことだからね。
そんな挨拶だけど、人付き合いのうまい人は、相手の喜ぶコツを知っているんだ。
それは、「先手」と「笑顔」と「名前」の3つ。
- 挨拶は、相手より先に自分からする。
- 挨拶する際は、必ず笑顔で。
- そして挨拶する前に、相手の名前を呼ぶ。
「〇〇さん、おはようございます」
と笑顔であいさつされたら、大抵の相手は嬉しいもの。
名前を呼ばれたら、自然と「おはよう」と挨拶を返したくなるものなんだ。
笑顔の力を知っている

深刻な顔をして「お願いがあるんですが・・・」なんて言われると、何を言われるんだろうと身構えてしまうよね?
反対に、人懐っこい笑顔で頼みごとをされると、なかなか断りにくいもの。
何気ない会話をするときでも、笑顔で話をする相手とは、居心地がいいものなんだ。
笑顔は、「あなたといると楽しい」という気持ちの表れなのかもしれないね。
一緒にいて気持ちが明るくなる人の周囲には、自然と人が集まってくるもの。
人付き合いのうまい人は、笑顔の魅力を知っている人なんだ。
声量の大切さを知っている

人付き合いのうまい人は、声の大きい人がほとんど。
ボソボソと小声で話す人に、人付き合いのうまい人は見たことがないんだよね。
声が小さいと、それだけで自信が無いように見られがちなんだ。
小さな声で話されると、内容を聞き取りにくくて会話にストレスを感じてしまうしね。
笑い声も小さいと、「本当に楽しいのかな」「皮肉交じりで笑っているんじゃないかな」なんて誤解されるかもしれないしね。
大きな声で話すのは、人付き合いの上で重要なポイントだよ。
仕事は1人ではできないもの

全ての仕事は、人と人を繋ぐものだと思うんだ。
チームの協力がなければ、良い仕事はできないからね。
1人でできることには、どうしても限界があるんだ。
職場で良い人間関係を築くというのは、良い仕事をこなすために必要不可欠なことなんじゃないかな。
まずは、なぜ職場の人間関係が良くないのかを理解した上で、挨拶や笑顔など基本的なコミュニケーションの機会を増やしていけば、少しずつチームの雰囲気は変化ししていくよ。
じゃ、またね。



