こんにちは、いちもくです。
小学校に通う子供が、毎日自宅で勉強する習慣を身につけられたらいいと思いませんか?
そんな人におすすめなのが、学校の教科書に合わせたワークブックを用意すること。
問題の内容や単元の並びが、全て学校の教科書に対応してつくられている問題集を「教科書準拠テキスト」といいます。
さまざまな教科書準拠テキストが販売されていますが、おすすめは
- 株式会社文理から発売されている「教科書ワーク」シリーズ
- 新興出版社啓林館から発売されている「教科書ぴったりトレーニング」シリーズ
の2種類。
我が家には小学生の娘が2人いますが、2人とも2種類の教科書準拠テキストを毎年交互に学習しています。
結果、授業のポイントはほぼ毎年確実に理解することに成功してきました。
今回は、「教科書ワーク」と「教科書ぴったりトレーニング」の違いと、2つを上手に活用した勉強方法について詳しく解説していきます。
『教科書ぴったりトレーニング』と『教科書ワーク』
『教科書ぴったりトレーニング』と『教科書ワーク』は、小学校で使われている教科書の内容に沿った学習参考書です。
全国の小学校で使われている教科書の数だけ、「教科書ワーク」「教科書ぴったりトレーニング」の種類が用意されています。
『教科書ぴったりトレーニング』と『教科書ワーク』の違い
出版社
教科書ぴったりトレーニング | 株式会社新興出版社啓林館 |
教科書ワーク | 株式会社文理 |
『教科書ぴったりトレーニング』は、株式会社新興出版社啓林館から発行されている教科書準拠テキストです。
一方『教科書ワーク』は、株式会社文理から販売されている教科書準拠テキストになります。
新興出版社啓林館は、創業昭和21年の大阪に本社がある出版社。
文理は、昭和25年に設立された東京に本社を置く出版社です。
いずれの会社も、学習参考書や教材の取扱会社として歴史・実績の申し分ない会社になります。
価格
教科書ぴったりトレーニング | 税込1,188円〜 |
教科書ワーク | 税込1,298円 |
1冊の値段は、教科書ぴったりトレーニングが若干安く設定されています。
1年間使い続けることを考えると、どちらも非常にコスパに優れた問題集と言えます。
ジャンル数
教科書ぴったりトレーニング | 9ジャンル(国語、算数、理科、社会、英語、漢字、計算、文章題、生活) |
教科書ワーク | 8ジャンル(国語、漢字、社会、算数、数と計算、文章題・図形、理科、せいかつ) |
教科書ぴったりトレーニングの方が、1ジャンル多くラインナップされています。
しかしよく見れば、どちらもほとんど変わらない内容。
全ジャンルを揃えて学習するよりも、主要教科を中心に揃えて自宅学習の習慣を身につける方がおすすめです。
学習ステップ
教科書ぴったりトレーニング | 5ステップ(まとめよう→やってみよう→ごうかくテスト→チャレンジテスト→学力診断テスト) |
教科書ワーク | 5ステップ(きほんのワーク→練習のワーク→まとめのテスト→実力判定テスト→答えとてびき) |
本の基本構成は、どちらも5つのステップで学習できるよう構成されています。
最初のステップで要点を整理し、次に問題を実際に解いてみる。
そしてテストに出やすい問題を、学校のテストと同じ形式で解くというのが基本のスタイルです。
それに加え、夏休みや冬休みなどの長期休み用テストが用意されています。
毎日の授業を理解するのはもちろん、学校のテスト対策や1年間の総まとめにも使える構成になっています。
イラストや図
教科書ぴったりトレーニング | やや少なめ、その分問題が多い |
教科書ワーク | やや多め、視覚に訴える分かりやすさ |
どちらの問題集も、ほぼ全ての問題ページにイラストや図が挿入されています。
教科書ワークの方が、イラストや図の数が若干多め。
教科書ぴったりトレーニングは、その分問題の数が多くなっています。
インターネット
教科書ぴったりトレーニング | スマホ添削「スマてん」、無料動画アプリ他 |
教科書ワーク | ホームページテスト他 |
教科書ぴったりトレーニングには、スマホで撮影するだけで添削してくれる「スマてん」という付録がついています。
アプリをダウンロードして、スマホで答案を撮影して送信すれば、アドバイスと弱点対策がWeb上で届きます。
この「スマてん」は有料サービス。
月に500円支払うことで、月に3回まで添削してもらえます。
一方、教科書ワークには、各教科のテストを無料でダウンロードできる「ホームページテスト」という付録が付いています。
アクセスコードは、『教科書ワーク』を購入した人のみが入手できるようになっています。
『教科書ぴったりトレーニング』と『教科書ワーク』に共通した魅力
付録が充実している
『教科書ぴったりトレーニング』と『教科書ワーク』のどちらも、付録が充実しています。
国語のテキストには、漢字練習用のノートが付属。
算数のテキストには、計算練習問題集が付属しています。
学年別に、その年に習う事柄のポイントをまとめたカラフルなポスターも用意されています。
1冊やり込めば、教科書をしっかり理解できる
『教科書ぴったりトレーニング』と『教科書ワーク』のどちらも、日々の授業を理解するのに最適な構成になっています。
それだけでなく、1年間の総復習として学習するのにもおすすめ。
学期末のまとめテストも用意されているので、夏休みや冬休みなどの長期休みに復習用として使えます。
上手に学習を進めれば、『教科書ぴったりトレーニング』か『教科書ワーク』だけで、授業内容をしっかり理解できるんです。
我が家の場合、
- 国語
- 算数
- 理科
- 社会
- 英語
の5教科のテキストを用意しています。
平日は、1週間の授業の復習として、1教科ずつ自宅学習。
週末は僕が採点しながら、間違った箇所や理解できていなかった箇所を一緒に見直すようにしているんです。
この学習方法を始めてからは、娘は塾に通うことなく、学校の授業内容をしっかり理解できるようになりました。
1冊をやり込めば、教科書の内容を十分理解できる内容になっているんです。
さいごに
『教科書ぴったりトレーニング』と『教科書ワーク』は、学校で使っている教科書に合わせた内容で構成されています。
それぞれ魅力はありますが、どちらも使ったことのある小学生の娘の感想は、
「教科書ワークの方が勉強しやすい」
とのこと。
その理由は、
- イラストや図が大きくて見やすいから、分かりやすい。
- ページの一番下に書かれているメモが面白い。
ということでした。
『教科書ワーク』では、問題ページの一番下に豆知識が書かれているんです。
国語の場合は、「ものしりメモ」。
算数の場合は、「さんすうはかせ」。
理科の場合は、「わくわくたんてい団」。
社会の場合は、「しゃかいか工場」。
いずれも教科書には書かれていない、面白い雑学ばかり。
欄外に用意されている「メモ」は、勉強の息抜きとしてだけでなく、集中力を持続させるのにも役立っているようです。
上手に活用すれば、毎日の自宅学習習慣が身につけられるのでおすすめの教材ですよ。
それじゃ、またね。
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