こんにちは、いちもくです。
漢字が苦手な小学生って、意外と多い気がしませんか?
我が家には小学3年生の娘がいるのですが、漢字を覚えるのが大の苦手です。
同じ漢字でも音読みと訓読みがあるところでつまづいてしまい、学校のテストではいつも半分くらいしか回答できていませんでした。
漢字を覚えるためには、反復練習は欠かせないもの。
そこで、自宅学習で漢字を覚えていけるよう、漢字ドリルを用意することにしました。
さまざまな漢字ドリルの中から、僕が購入したのは「うんこ漢字ドリル」と「基本トレーニング 漢字」。
「うんこ漢字ドリル」を使う目的は、楽しみながら学習できる習慣を身につけてもらうため。
そして「基本トレーニング 漢字」は、うんこ漢字ドリルだけでは身につかない応用方法を学ぶために用意しました。
結果、娘は半年前とは別人のように漢字が得意になり、学校の小テストではほぼ90点以上取れるようになりました。
今回は、「うんこ漢字ドリル」と「基本トレーニング 漢字」の2つの漢字ドリルを併用するメリットと、具体的な学習方法について解説します。
漢字に興味を持つきっかけになった『うんこ漢字ドリル』
『うんこ漢字ドリル』は、小学生に人気の漢字ドリル。
2017年3月に初版が発売されましたが、発売から約2か月で150万部を超える売上を記録した、大ヒットの漢字ドリルです。
ドリルに掲載されている例文全てにおいて、うんこが題材となっているのが特徴。
『うんこ漢字ドリル』では、小学校で習う漢字1006字全てが網羅されています。
小学1年生から6年生まで、各学年別のドリルが用意されているんです。
使ってみて感じた、『うんこ漢字ドリル』の魅力
楽しみながら漢字を学べる
多くの小学生は、「うんこ」という言葉が大好き。
『うんこ漢字ドリル』では、小学校で習う漢字1006字全てを、例文を使って学んでいきます。
この例文が、とっても面白いんです。
全ての例文に「うんこ」というワードが使われているので、真剣に勉強しているはずなのに、思わず笑ってしまうこと間違いなし。
例文はよく考えられていて、「臭い」「汚い」といったイメージを連想させないような表現になっています。
だから『うんこ漢字ドリル』は、勉強のためのドリルというよりも、言葉遊びが面白い穴埋めゲームができるドリルと捉えてもいいかもしれません。
楽しみながら漢字の学習をするのには、ぴったりのドリルです。
レイアウトやデザインが秀逸
「うんこ」という言葉を聞くと、「臭い」「汚い」といったネガティブなイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。
でもこの『うんこ漢字ドリル』は、カラフルでシンプルなデザインにまとまっています。
問題ページを見て、うんこの持つネガティブなイメージを連想する人は少ないはずです。
ドリルに登場する、うんこ先生のキャラクターも実は小学生に大人気。
うんこ先生のストラップや、お菓子のキャラクターとしても使われているんです。
そして、問題ページのレイアウトもシンプルで使いやすくまとまっています。
1ページで学ぶ漢字の数は、なんとたった2つだけ。
1つの漢字につき、例文が3つ用意されています。
だから1ページに漢字を書く回数は、6回だけになります。
各ページには挿絵も掲載されていますが、思わず笑ってしまうものばかり。
楽しく勉強するための工夫が満載の漢字ドリルです。
覚えやすい順序で漢字が並んでいる
『うんこ漢字ドリル』に登場する漢字は、学校で教わる順番とは異なっています。
それぞれの漢字を学習する順番にも、遊び心が満載なんです。
たとえば、小学3年生用の『うんこ漢字ドリル』では、
- 安
- 全
- 注
- 意
- 運
- 転
- 路
- 面
といった順番で漢字を学習していきます。
漢字を並べることで、そこにストーリーが浮かび上がります。
ストーリーに沿って漢字を学習することで、漢字の意味を理解しやすく、記憶に残りやすいんです。
使ってみて感じた、『うんこ漢字ドリル』の気になる点
漢字の応用力を身につけるのは難しい
『うんこ漢字ドリル』は、漢字が苦手な小学生でも楽しく学習できるドリルです。
でも、『うんこ漢字ドリル』で学習するだけでは、本当の漢字力は身につかない気がします。
その理由は、ほかの漢字ドリルに比べると、圧倒的に例文の数が少なくて、書き込む回数が少ないから。
『うんこ漢字ドリル』は、あくまでも漢字の苦手意識を克服するためのツールとして使うのがいいかもしれません。
漢字の応用力を身につけるのに役立った『基本トレーニング 漢字』
我が家の娘は、楽しみながら『うんこ漢字ドリル』で毎日学習するようになりました。
最初は1日に2ページずつ学習していましたが、気がつけば自分から進んで1日6ページ学習するようになっていったんです。
子どもにとって『うんこ漢字ドリル』は、勉強ではなく遊びの一環なのかもしれません。
『うんこ漢字ドリル』のおかげで、漢字に対する苦手意識を克服できた娘のために、新しい漢字ドリルを用意することにしました。
選んだのは、受験研究社が発行している『基本トレーニング 漢字』。
漢字を書く回数が多い、反復練習にぴったりの漢字ドリルです。
使ってみて感じた、『基本トレーニング 漢字』の魅力
学年別ではなく、級ごとに分かれているドリル
『基本トレーニング』シリーズは、学年別にドリルが用意されはいません。
学年別ではなく、級別に1冊のドリルが用意されているんです。
各級は、次のように各学年で習う漢字で構成されています。
12級 | 1年 |
11級 | 2年上 |
10級 | 2年下 |
9級 | 3年上 |
8級 | 3年下 |
7級 | 4年上 |
6級 | 4年下 |
5級 | 5年上 |
4級 | 5年下 |
3級 | 6年上 |
2級 | 6年下 |
1級 | 中学入試 |
漢字が苦手だった僕の娘は、級別に学習していくスタイルに合っていたようです。
最初に用意した問題集は、小学1年生で習う漢字のみで構成されている「12級」。
一通りドリルをやり終えたら、11級、10級と順番にドリルを進めていきました。
どんどん級が上がっていくのが嬉しいようで、今も毎日ハイペースでドリルに取り組んでいます。
娘は小学3年生ですが、今は小学5年生で習う漢字で構成されている「5級」のドリルを解いています。
学年別に分かれたドリルだと、自分の学年のドリルを終わらせるのがゴールになってしまいがち。
でも級別に分かれていることで、学校で習った漢字かどうかはさほど気にせず学習を進めていけるようです。
30日で1冊終わらせられる内容
『基本トレーニング 漢字』は、1日1枚のトレーニングで漢字を学べるよう構成されています。
裏表の2ページを使って、複数個の漢字を学習するスタイル。
表のページで漢字の書き順や読み方を学習し、裏のページで書き取り練習ができるようになっています。
1枚のページで学ぶ漢字は、学年ごとに違っています。
3年生の場合は4つ、6年生の場合は6つの漢字を学びます。
1日2ページずつ学習していけば、30日で1冊のドリルを終わらせられるよう構成されているんです。
覚えるのに効果的な「反復練習」
『基本トレーニング 漢字』では、復習用テストが用意されています。
毎日裏表1ページずつ学習する、基本学習を1週間分こなしたら、次に出てくるのが復習テストのページです。
上手に使えば、
- 平日は裏表のページを使って新出漢字の勉強
- 土日を使って、1週間で学んだ漢字の総復習
といった反復学習ができます。
反復練習を繰り返すことで、基礎力が固まり、徐々に応用力も身についてきます。
書き取り回数が多い
『基本トレーニング 漢字』は、『うんこ漢字ドリル』に比べて、漢字を書き込むべき欄が非常に多く用意されています。
だから漢字の反復練習にぴったりなんです。
使ってみて感じた、『基本トレーニング 漢字』の気になる点
1ページ終えるのに15分?
各ページの右上には、学習にかかった時間を記録するための欄が用意されています。
学習にかかる時間の目安として
- はやい 10分
- ふつう 15分
- おそい 20分
と書かれています。
この学習時間の目安は、あまり参考にしない方が良いでしょう。
1ページに用意されている問題は、平均して16問程度。
漢字が得意な子の場合、10分もかからず書き取りできてしまうはずです。
学習にかかる時間を気にするよりも、漢字をしっかり覚えることができたかどうかに注意すべき気がします。
さいごに
漢字が苦手な小学生は意外と多いもの。
我が家の小学3年生の娘は、漢字を覚えるのが大の苦手でした。
同じ漢字でも音読みと訓読みがあるところでつまづいてしまい、学校のテストではいつも半分くらいしか回答できていなかったんです。
漢字を覚えるために必要なものは、反復練習。
「うんこ漢字ドリル」と「基本トレーニング 漢字」の2種類を上手に使い分ければ、苦手な漢字も楽しく学ぶことができるのでおすすめですよ。
それじゃ、またね。
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