こんにちは、いちもくです。
どれだけいい商品やサービスを提供したとしても、必ずしも人気が出るとは限らないと思いませんか?
ヒット商品や人気のサービスをを生み出すためには、マーケティングが必要不可欠です。
でも、「マーケティングって、要は市場調査のことなんでしょう?」なんて思っている人は多いはず。
マーケティングとは、商品やサービスを大量かつ効率的に売るための
- 市場調査
- 製造
- 販売
- 宣伝
という企業活動の総称です。
どれだけ優れた商品やサービスも、マーケティングに失敗するとよい結果が得られません。
マーケティングを効率的に学ぶための方法としておすすめなのが、本を読んで基礎を理解すること。
今回は、これまでに僕が読んだ約200冊のマーケティング本の中から、初心者におすすめのマーケティング本を紹介していきます。
初心者向けマーケティング本選びのポイント
まずはマーケティングを体系的に学ぶ
一口にマーケティングといっても、さまざまな種類があります。
どんなビジネスでどのようにマーケティングを活用したいかによって、学ぶべき内容は違ってくるんです。
だからまず最初に、マーケティングの基本を体系的に学べる入門書を選ぶことが大切。
いきなりWEBマーケティングや経営的マーケティングの本から入ってしまうと、難解な理論や実例が多すぎて全体像が掴めません。
まずは「マーケティングとは何か?」を体系的に学べる本を2~3冊読んで、全体像を理解しておくのがおすすめです。
初心者におすすめのマーケティング本
マンガでやさしくわかるマーケティング
「マーケティングとは?」という基本から、戦略の立て方、4Pの組み立て方など、マーケティングの全体像を理解できる本。
実家の饅頭屋を建て直すため、なぞの2人組「ロジー」と「エモー」の教えを受け、マーケティングを学び奮闘する主人公・まりもの成長を描くマンガ部分と、知識の整理と定着が進む解説部分で構成されています。
マーケティング初心者におすすめの入門書。
マンガでやさしくわかるコトラー
マーケティングを学び始めると、「フィリップ・コトラー」という人物の名を目にするはずです。
コトラーは、現代マーケティングの第一人者。
マーケティング戦略構築の基本は、フィリップ・コトラーの理論に裏付けされています。
ただし、コトラーの著書はページ数が多く、難解な専門用語も使われているので、なかなか読みきれる人は少ないもの。
そんなマーケティングのバイブルとも言える、コトラーの「マーケティング・マネジメント」をマンガで分かりやすく解説したのが、「マンガでやさしくわかるコトラー」。
電動バイクベンチャー企業の奮闘ストーリーを元に、コトラーのマーケティングの基本が学べます。
マンガ これ、いったいどうやったら売れるんですか?
10万部突破のロングセラー『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』のコミック版。
新卒で入社した企業をリストラされたOLが、伝説のカリスママーケッターの元に弟子入りし、数々の難題を解決しながらヒット商品を生み出していくというストーリーです。
マーケティングの基礎知識を、2時間ほどでざっくり学ぶことができます。
ドリルを売るには穴を売れ
タイトルの「ドリルを売るには穴を売れ」とは、マーケティング業界でよく使われている言葉。
「商品を売るには、顧客にとっての『価値』から考えよ」という意味です。
ドリルを買いに来たお客さんは、そもそもドリルが欲しいわけではありません。
ドリルが欲しいわけではなく、穴が欲しいんです。
ドリルという目に見えるニーズにばかり注目していては、相手が持っている潜在的なニーズにはたどり着けません。
本書では「価値」を切り口にして、売り方の基本を
「あなたは何を売っているのか(ベネフィット)」
「誰に売っているのか(ターゲティング)」
「あなたの商品でなければならない理由はなにか(差別化)」
「その価値をどうやって届けるのか(4P)」
という流れに沿って解説していきます。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
USJの業績をV字回復させた、元P&Gの森岡毅さんが書いた本。
森岡さんが入社する前のUSJでは、世界観にこだわるクリエイターによって各エリアが設計されていました。
だからエリアによって世界観はバラバラ。
来場者のことを全く考えていないパークになっていたんです。
そんなUSJを、森岡さんは徹底的な消費者目線で設計し直します。
そしてわずか数年で、USJを集客数日本一のテーマパークに進化させました。
森岡さんの取り組みを、STPなどのフレームワークを使って解説。
さらに、分析したデータや仮説を「実践に生かす方法」も、実例を交えて紹介されています。
マーケティング部へようこそ! -3Cも4Pも知らない新入部員が3週間で身につけた最新市場戦略-
監視カメラで業界をリードする事業部は、ライバル社の攻勢にさらされ、浮足立っていました。
そんな中、営業部からマーケティング部に異動してきたばかりの主人公が、マーケティングを学びながら少しずつ成長していきます。
環境分析(3C、PEST、SWOT)
ターゲットの特定(STP)
マーケティング・ミックス(4P、AIDMA)
デジタル・マーケティング(データ・ドリブン、オムニ・チャネル)
などの手法を、ストーリーを通じて学んでいけます。
ジョブ理論
ジョブ理論とは、「人がどのようなものを買い、どのようなものを買わないのかを説明する理論」のこと。
僕たちは毎日さまざまなモノを購入していますが、モノを購入するのには必ず理由があります。
すなわち、商品そのものをを購入しているのではなく、ジョブを片付けようとしているんです。
ジョブ理論を理解できれば、顧客やユーザーの本質的な欲求を把握できます。
100円のコーラを1000円で売る方法
コンビニで売っている100円のコーラを、どうしたら1000円で売れるのか。
その答えは、他社が提供できない、自社が提供できる価値「バリューポジション」を見つけて付加価値を付けることです。
ストーリーを通じて、マーケティングの本質を学ぶことができる1冊です。
コトラーのマーケティング・コンセプト
フィリップ・コトラーの著書の中から、重要な80の基本用語・概念を抽出した本。
コトラーの著書はページ数が多く、難解な専門用語がたくさん使われています。
そんなコトラーの著書を、マーケティングに精通していない人にもわかりやすく理解できるよう書かれた本。
マーケティングにおいて重要なコンセプトがわかりやすく解説されているので、ビジネスの現場で役立つ発想法が学べます。
各章ごとに話が完結しているので、自分に必要な部分だけを読んだり、辞書のように使うのもおすすめ。
さいごに
どれだけいい商品やサービスを提供したとしても、必ずしも人気が出るとは限りません。
ヒット商品や人気のサービスをを生み出すためには、マーケティングが必要不可欠です。
そうは言っても、「マーケティングって、要は市場調査のことなんでしょう?」なんて思っている人は多いのではないでしょうか?
マーケティングとは、商品やサービスを大量かつ効率的に売るための
- 市場調査
- 製造
- 販売
- 宣伝
といった企業活動の総称です。
どれだけ優れた商品やサービスも、マーケティングに失敗するとよい結果が得られません。
そんなマーケティングを効率的に学ぶための方法は、本を読んで基礎を理解すること。
まずはマーケティングの全体像を理解することが大切ですよ。
それじゃ、またね。
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