やあ、いちもくだよ。
僕は仕事で日本各地に出張する機会が多いんだけど、お土産にレトルトカレーを買って帰ることがよくあるんだ。
観光地に行けば、その地域の特産品が入ったカレーが必ず売ってあるんだよね。
宿泊するホテルによっても、売店でそのホテルの名前を冠したレトルトカレーが売られていることもあるんだ。
コンビニやスーパーでは買えない、ちょっぴり高級なカレーは、お土産や普段の食事にぴったりだよ。
1年間に50種類以上のレトルトカレーを購入してきた僕が、美味しいカレーを選ぶポイントと、おススメの高級系・進化系カレーを紹介するね。
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レトルトカレーを選ぶポイント
商品寿命を知った上で選ぶ
ボンカレーやククレカレーなど、30年以上売れ続けているレトルトカレーもあるけれど、毎年たくさんの新商品が発売されて、売れ行きの悪い商品はひっそりと販売中止になっているんだ。
1年足らずで販売中止になる商品も多く、レトルトカレー商品の寿命は案外短いんだよね。
だから気になる商品や好みの商品を見つけたら、僕はまとめて買うようにしているよ。
価格帯から選ぶ
100円くらいから1000円くらいまでの価格で売られているレトルトカレーが多いんだけど、一番売れているのは200円以下の商品。
スーパーや100円ショップでは、100円前後で売られているレトルトカレーも多くて、プライベートブランドの商品も増えているよ。
500円を超える商品には、ホテルや有名レストランの名前を使ったブランド商品や、観光地の特産品を使ったお土産用のレトルトカレーなんてものもあるんだ。
辛さで選ぶ
レトルトカレーに表記される辛さは、全日本カレー工業協同組合が決めた基準に従って表記されているよ。
表記の基準は、使用されているスパイスの量で決められているんだ。
でも、同じ「中辛」でも、メーカーや商品によって感じる辛さが違うんだよね。
インドカレーやタイカレーなど、本格派のスパイス調合がされたレトルトカレーの場合は、日本のカレーと比べて、スパイシーさを強く感じる商品が多いんだ。
辛さの表記は、あくまでも目安として考えた方がいいかもしれないね。
おススメのレトルトカレー
磯山商事 常陸牛ビーフカレー
内容量 | 250g |
茨城県産銘柄の黒毛和牛「常陸牛」が150g入っている、高級レトルトカレー。
化学調味料は一切使っておらず、タマネギや人参などの具材がじっくり煮込まれているんだ。
使用されているヨーグルトや醤油、ワインは、地元茨城産のものが使われているよ。
柔らかくジューシーな常陸牛は、口に入れるとホロリととろけてしまうんだ。
長崎豊味館 牛テールカレーゴロット
内容量 | 350g |
牛の希少部位・牛テールを、骨付きのまま丸ごと煮込んでつくられたカレーだよ。
牛のしっぽのお肉の大きいところだけを使うから、1頭の牛から3袋しか作れないんだ。
袋を開けると、まさに「ゴロッ」と出てくるこぶし大のテールの塊。
スプーンを使えば、骨から肉がほろりと外れる柔らかさは、まさに感動モノだよ。
ホテルオークラ カレーセット
内容量 | 190g |
ホテルオークラのシェフが監修した、フレンチ風カレー。
ホテルオークラの特製ソースと、じっくり煮込まれた上質肉が絶妙なバランスなんだ。
レトルトとは思えない、本格的なホテルの味を堪能したい人におススメのカレーだよ。
日本一の北本トマトカレー
内容量 | 200g |
よこすかカレーフェスティバル2014で、全国ご当地カレーグランプリ日本一になった、埼玉県のご当地カレーだよ。
北本トマトは、北本市のブランド農産物なんだ。
程良い酸味のトマトが、スパイシーなカレーにマッチしているよ。
食感の良い豚のひき肉も、北本トマトカレーの美味しさのポイントなんだ。
寿フーズ 白いカレー
内容量 | 200g |
農林水産省総合食料局長賞、北海道知事賞を受賞した、白いカレーだよ。
函館の料理店が、道内の帆立、野菜、牛乳を使い、ココナッツミルクでまろやかに仕上げたレトルトカレーなんだ。
見た目はクリームシチューみたいだけど、味わいはスパイシー。
マイルドな味付けになっているから、辛さを求める人には物足りないかもしれないね。
18禁カレー
内容量 | 200g |
なぜ、18禁のカレーなのか。
それは、辛すぎて大人向けのカレーだからなんだ。
激辛好きの人でも、完食するのは難しいんじゃないかな。
食べると全身から汗が噴き出してくる、超激辛カレーだよ。
パーティでジョークグッズとして楽しむのにいいかもしれないね。
僕はこのカレーを、普段の食事で食べたいとはあまり思わないけれど・・・。
たらばかにカレー
内容量 | 200g |
たらばかにの身がふんだんに入った、北海道のご当地カレーだよ。
カニの身をカレーソースに入れて、じっくり時間をかけて煮込まれているから、カニの旨味がルーの中に染み込んでいるんだ。
カニの身を味わうというよりも、風味や旨味を楽しむのにぴったりなカレーだよ。
資生堂パーラー ビーフカレー
内容量 | 200g |
銀座の老舗洋食店「資生堂パーラー」の歴代シェフに受け継がれてきた、欧風カレーだよ。
ルーの香ばしさと、濃厚なブイヨンとビーフが、とても上品な味に仕上がっているんだ。
マイルドな辛さで、子どもから年配の方まで味わえるレトルトカレーだね。
スープカリー伝説 札幌ピカンティ チキンスープカリー月の薫り
内容量 | 382g |
札幌の有名スープカリー専門店「ピカンティ」のチキンスープカリーをレトルト化したもの。
レンジ専用のパウチに入っているから、湯煎で温めることはできないんだ。
野菜や肉はゴロゴロと大きく、ボリューム満点。
僕はいろんなスープカリー専門店に行ったんだけど、このピカンティのスープカレーが一番好きなんだ。
スパイシーな味付けと、具材の旨味が溶け込んだスープは絶品だよ。
さいごに
レトルトカレーが誕生したのは、1968年。
それから約50年経った現在、全国で2000種類以上のレトルトカレーが販売されているんだ。
専門店の味に限りなく近いカレーもあれば、ご当地の特産品を使ったカレーもあって、予算や気分に応じて好きなカレーを選べるのが魅力だね。
「レトルトカレーなんて、どれも同じ」
なんて思っている人には、まずは有名ホテル監修のレトルトカレーを食べてもらいたいな。
きっと、レトルトカレーのイメージが大きく変わると思うよ。
じゃ、またね。



