やあ、いちもくだよ。
僕は本を読むのが大好きで、毎月50冊くらいいろんな本を読んでいるんだ。
面白い本と出会ったら、同じジャンルの本や同じ著者の本を続けて読むことが多いんだよね。
最近続けて読んでいるのが、齋藤孝先生が書かれた本。
齋藤先生は読書が大好きで、読書の魅力や読書法をとってもわかりやすく解説した著書が多いんだ。
ほかにも、呼吸法や恋愛論についての本も書かれていて、本のテーマの守備範囲は驚くべき広さ。
そんな齋藤孝先生の著書の中でも、特に読んで面白かった本を紹介するね。
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齋藤 孝(さいとう たかし)先生とは?
齋藤孝先生は、1960年の静岡県生まれ。
東京大学法学部を卒業後、東京大学大学院教育研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授に就任されたんだ。
専門は、教育学や身体論、コミュニケーション論。
2001年に、「身体感覚を取り戻す」で第14回新潮学芸賞を受賞したんだ。
その後、「声に出して読みたい日本語」は250万部を超える大ヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
「語彙力こそが教養である」などの多くの著書を出版されていて、これまでの累計発行部数は1000万部を超えているんだ。
テレビ番組「世界一受けたい授業」や「情報7daysニュースキャスター」などに、講師やコメンテーターとして出演されているのを見たことがある人は多いかもしれないね。
専門の教育学だけでなく、ビジネスやコミュニケーションに関しても造詣が深いんだ。
齋藤孝先生のおすすめ本
大人のための読書の全技術
仕事に追われる現代人に必要なのは「読書」。
本を読まなければ、いい仕事はできません。
大学教授、テレビ出演、執筆と多忙な毎日を送る著者の、最強の読書術を伝授!
「社会人が読んでおくべき50冊」リストつき。
全268ページに渡って、読書の大切さと面白さを解説した本。
「読書」という1つのテーマで、これほどまでにいろんな魅力を書けるって、並大抵の読書好きではできないことだね。
「読書なんてつまんないでしょ。YouTube観ている方が面白いでしょ」
なんて人に是非読んでもらいたい本。
読めば読書が習慣になっちゃうこと間違いないね。
古典が最強のビジネスエリートをつくる
『論語』、『武士道』、福沢諭吉、吉田松陰、デカルト、ニーチェ……厳選した名著のエッセンスを「仕事の知恵」に転換。
ビジネスに役立つ! “生きた教養”を伝授。
「君主論」や「武士道」などの古典は、誰もが一度は目にしたことはあるけれど、実際に読んだことがある人は少ないんじゃないかな。
この本では、古典を読みやすい文体で齋藤先生なりの解釈を添えて紹介されているんだ。
単なる古典の引用ではなく、それぞれの古典を読んで齋藤先生が何を思ったのかを中心に書かれているよ。
読書する人だけがたどり着ける場所
「本」を読むからこそ、思考も人間力も深まる。
「ネットで情報をとるから本はいらない」という風潮が広がっていますが、それは本当でしょうか?
私たちは日々ネットの情報に触れますが、キーワードだけを拾い、まったく深くなっていない、ということも多いのではないでしょうか?
読書だからこそ、「著者の思考力」「幅広い知識」「人生の機微を感じとる力」が身につきます。
ネットの時代にあらためて問いたい「読書の効能」と「本の読み方」を紹介します。
読書の意義が分かりやすく説明されている本。
世の中には、「本なんて読んでも意味がない。経験に勝るものはない」なんて意見もあるけれど、読書だって立派な「体験」なんだよね。
いろんな本を読む「体験」をすればそれが「人格形成」につながるんだ。
読書をすれば、1つのテーマについて深く考えられるから、いろんなジャンルの本を「広く深く」読むことで、人間の幅も広がっていくんじゃないかな。
本書の中で紹介されている本は、どれも名著ばかり。
この本を「深く」読み込んだ後は、紹介されている本を「広く」読んでいくのがおすすめだよ。
読書力
本を読むことの意味は何?
案外答えにくい問いに、「読書によって…の力がつく」という形で考え、コミュニケーションの力、人間を理解する力との関わりを示します。
自分をつくり、鍛え、広げることが、読書とどう結びついているかを述べて、あらためて読書の本質を見つめます。
心に残るフレーズ、工夫の手がかりも満載です。
アニメやゲームは、咀嚼しなくても消化しやすいコンテンツ。
でも、読書は自分で噛み砕いて、体や心にゆっくり吸収されるコンテンツなんだ。
どちらが自分の体や心にとって必要な栄養素をたくさん含んでいるコンテンツなのか、そんなことを気づかせてくれる本だよ。
人生は「2周目」からがおもしろい
多くの人は40代までに、仕事や人生における一通りのことを経験する。
人生100年時代、50歳からはいわば「2周目」になり、新鮮さや好奇心を失う人も多い。
しかしそれはあまりにももったいないと著者は力説します。
教養、心身の「軽さ」の取り戻し方、地位、お金、雑談、旅……「先細り」「シュリンク」とは無縁の、新しい発見と可能性を生み続ける日々をすごす知的なヒントを提案する、すべての大人必読の一冊です。
「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」という本が話題になったね。
この本では、人生100年時代の折り返しとなる50歳からの人生を、2週目としてとらえているんだ。
それまでの50年とは違った、面白い人生を生きるためのモノの見方、人間関係、お金に関する考え方を学ぶことができるよ。
40代、50代だけでなく、若い世代が読んでも面白い本だね。
これからの生き方を考えるのにおすすめの本だよ。
齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第4巻 頭がよくなる必殺! 読書術
生きていくうえで大切だと思うことを、子どもたちに向かってはっきりと語りかけるベストセラー・シリーズ第4弾。
小学校低学年生でも一気に読めるように、総ルビをふり、挿絵も豊富に楽しい本に仕上げました。
まずは太ゴシックで強調した文と挿絵を見るだけでもOK!
齋藤先生が伝授する本の選び方、読み方、感想文の書き方をマスターすれば、面白くってしかたなくなること間違いなし!
小学生向けに書かれた本なんだけど、大人が読んでも考えさせられる箇所が多いんだ。
読書が嫌いな子どもだけでなく、読書が好きな子が読んでも面白いだろうね。
読書して得た、著者の経験や知識を、どうやって自分のものにすればいいのか分かりやすく教えてもらえるよ。
思考を鍛えるメモ力
著者は、人と話をする時や考える時、必ずメモをとる。
話を要約する力がつき、思いついたことも忘れない。
メモを基に、文章を書いたり、人に話をしたり、企画をたてたりするのだ。
手書きでもスマホでもメモの習慣をつければ、仕事の効率が上がるだけでなく、人生も大きく変わる。
具体的なメモのコツ、またナポレオン、アインシュタイン、エジソン、西郷隆盛、黒柳徹子、大谷翔平などの例から、メモにより思考を鍛え、本質を把握する力を養う方法を解説する。
相手の言葉をそのままメモするのは、「守りのメモ力」。
自分ならどうするかをメモするのが、「攻めのメモ力」
生産的な創造につながるメモが、「鬼のメモ力」。
単に相手の言ったことをそのままメモしていても、思考は鍛えられないんだよね。
文字化されていない情報を文字に残すことが、真のメモ力なんだ。
大人の語彙力ノート 誰からも「できる! 」と思われる
どんな場でも、誰と会っても恥ずかしくない「語彙力」と「モノの言い方」がすぐ身につきます!
言葉の語源や歴史も一緒に学べる本。
単に言い回しのバリエーションを紹介するだけでなく、言葉の本当の意味を知ることができるんだ。
実用書というよりも、知的好奇心を満たしてくれる読み応えのある本だね。
雑談力が上がる話し方 30秒でうちとける会話のルール
雑談とは、会話を利用して場の空気を生み出す技術のこと。
会話というよりも“人間同士のお付き合い”に近い。
これからの時代、雑談力を身につけることは、強く生き抜く力を身につけることそのものなのです。
オチも結論もいらない!学校でも会社でもすぐに使える50のアイデア。
雑談が苦手な人って、「自分から何か喋らないと」っていう気持ちが強すぎるんじゃないかな。
相手の話に相槌を打つだけでも、会話が成り立つ場面って多いんだよね。
雑談って、中身はないけれど場の空気を和やかにしてくれるもの。
読み終わるころには、「なぁんだ、そんなことでいいんだ」と、気持ちが軽くなって新たな気付きを得られると思うよ。
さいごに
齋藤孝先生は読書が大好きで、著書には読書の魅力や読書法をとってもわかりやすく解説したものが多いんだ。
ほかにも、呼吸法や恋愛論についての本も書かれていて、本のテーマの守備範囲は驚くべき広さ。
1冊読み終わると、また新たな本を手に取りたくなる魅力に溢れているんだよね。
読み始めると、止まらなくなると思うよ。
じゃ、またね。



